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天然成分を配合した石鹸シャンプーとは

更新日:2017.05.31
公開日:2014.02.27
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この記事の監修者
大井町皮フ科形成外科 院長 千代倉友博

石鹸シャンプーの洗浄成分は天然成分なので、頭皮や髪に刺激が少なく、環境にもやさしいシャンプーです。しかし、石鹸シャンプーは弱アルカリ性で洗浄力が強いため乾燥肌やアトピー肌など皮脂の分泌が少ない方は注意が必要です。

頭皮にやさしい洗浄成分

石鹸シャンプー

石鹸シャンプーの洗浄成分は天然成分なので、頭皮や髪に刺激が少なく、敏感肌の方や赤ちゃんでも安心して使えるシャンプーです。

成分表に以下の成分が入っていればそれは石鹸シャンプーです。

・「石けん素地」もしくは「カリ石けん素地」

・「石けん分」もしくは「純石けん分」

・「脂肪酸ナトリウム」

・「脂肪酸カリウム」

これらの成分に保湿剤や香料、金属封鎖剤、酸化防止剤、保存料などの添加物が配合されていますが、そういった添加物がまったく添加されていない無添加の石鹸シャンプーもあります。添加物の入ったもので頭皮トラブルなどが起こった場合は、無添加の石鹸シャンプーを選んでみましょう。

また、石鹸シャンプーは、天然成分でできているので、環境にもやさしいシャンプーと言えます。

石鹸はアルカリ性

少し前から、弱酸性のシャンプーやボディソープが肌に優しいということで人気になっています。実際に肌は弱酸性で、シャンプーやボディソープも弱酸性~中性のものが肌と同じで優しいのは事実です。

それに対し、石鹸シャンプーは弱アルカリ性です。通常の頭皮の方は、アルカリ性のシャンプーを使っても、肌がは自然に弱酸性に戻る性質があるので問題ないのですが、乾燥肌やアトピー肌など皮脂の分泌が少ない方は、石鹸シャンプーを使うと皮脂を落とし過ぎたり、肌が弱酸性に戻るのが遅くなるため、避けたほうがよいでしょう。

洗浄力も強い

石鹸シャンプーは洗浄力が強いため、脂性の頭皮の方にはぴったりなシャンプーです。洗いあがりも良いため、スッキリと爽快感があります。

しかし、石鹸シャンプーにはシリコンなどの髪をコーティングする成分も使われていないことが多いため、石鹸シャンプーに替えた後は髪の毛がごわついたりきしんだりする、と感じることもあります。

これは石鹸シャンプーがアルカリ性のためで、アルカリ性のシャンプーで洗うとキューティクルが開き、ごわついたりきしんだりするのです。

髪は乾かすと自然に弱酸性に戻り、キューティクルが閉じるので問題はありません。慣れるまでは違和感があるかもしれませんが、使い続けると解消することが多いようです。

もし気になるようでしたら、椿油などのオイルトリートメントを使うと、ごわつきやきしみが解消されます。

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