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AGA(男性型脱毛症)治療に有効とされる、ミノキシジルの副作用とは

更新日:2016.12.09
公開日:2014.03.31
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この記事の監修者
松下皮フ形成外科 院長 松下博明

ミノキシジルは、AGA(男性型脱毛症)の改善に高い効果を発揮するこが正式に認められていますが、医薬品なので、副作用を起こす場合もあります。そこで今回は、ミノキシジルの副作用や使用上の注意点などをご紹介していきます。

ミノキシジルの副作用

肌のかゆみやほてり

AGAの改善に高い効果を発揮することが正式に認められている「ミノキシジル」ですが、医薬品なので、まれに副作用を起こす人もいます。

もっとも報告が多いのが「頭皮のかゆみ」です。これは、ミノキシジルに含まれるアルコール溶剤の「プロピレングリコール」が、肌に合わない場合に起こると考えられます。かゆみが続いているのに無理に使い続けると、かぶれや炎症などに発展する場合もあります。症状がひどい場合は、一旦使用するのを止め、医師に相談してみましょう。

また、ミノキシジルには血管拡張作用があるので、顔や全身のほてり、発汗、めまいなどを感じる人も、たまにいるようです。こういった症状は軽症なので、時間の経過と共に治まるようですが、何度も副作用を繰り返すようなら注意が必要です。その場合も、やはり病院を受診することをオススメします。

循環器系疾患の人は要注意

ミノキシジルは、もともと血管を拡張し、血圧を下げる降圧剤として利用されていた薬剤です。このため低血圧など、血管の血流に関する副作用が出る場合もあります。狭心症や心臓病など、循環器系の病気をお持ちの方は、使用する前に医師に相談し、アドバイスをもらいましょう。

タブレットタイプは副作用も強い

数年前までミノキシジルは、「リアップ」や「ロゲイン」など、頭皮に直接塗る外用薬の主成分として利用されてきました。しかし最近は、タブレットタイプの飲み薬もあり、こちらのほうが効果も高いと言われています。

しかし、ミノキシジルタブレットは、副作用も外用薬より強くなるので、服用には十分な注意が必要です。特に個人輸入などで独自に入手するのは、大変危険ですのでオススメできません。AGA治療の専門クリニックなどで、きちんと医師に処方してもらってください。

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