ミドル脂臭対策には衣類用洗剤も効果あり?
ミドル脂臭は頭皮に住むブドウ球菌が汗に含まれる乳酸を分解し「ジアセチル」というニオイ物質をつくり出すことにより発生します。そして、ミドル脂臭が特に発生しやすいのが後頭部から首の後ろの部分です。
首の後ろは枕やシャツなどの襟が常に当たっており、臭いが枕や服に移ります。これが通常の衣類用洗剤では落としにくく、知らず知らずのうちに家族やパートナーに嫌な思いをさせているかもしれません。ミドル脂臭に効果のある洗剤を選んで、枕や服についた嫌な臭いも解消していきましょう。
ミドル脂臭対策のための衣類用洗剤の選び方
通常の衣類用洗剤では、嫌な臭いがなかなか落ちにくいと感じている方も多いのではないでしょうか?市販の衣類用洗剤は通常の汗臭は落とせるものの、ミドル脂臭にまで対応したものは少ないのが現状です。
乳酸からミドル脂臭の原因物質「ジアセチル」がつくり出されるのを抑える効果があるのが、カンゾウやケイヒなどのフラボノイドを含む植物エキスとされています。
体臭への関心が高まっている昨今、このフラボノイドの含まれた衣類用洗剤もわずかではありますが販売されています。
実際にフラボノイド配合の衣類用洗剤を使用した方のなかには、今まで色々な洗剤を試してみたものの落ちなかった臭いがサッパリ落ちた!という感想をお持ちの方も多いようです。洗濯物の臭いにお悩みの方は、1度試してみることをオススメします。
ミドル脂臭対策のための衣類用洗剤の使い方
上記のフラボノイド配合の衣類用洗剤を通常通り使用すればミドル脂臭の臭いはほぼ落ちると思いますが、夏など汗をたくさんかく時期は臭いが残ってしまうこともあるかもしれません。
臭い残りが気になる時は洗剤をぬるま湯でよく溶かし、100円均一などで売っているスプレーボトルに詰め、枕や襟に吹きつけてしばらく置いてから洗濯してみましょう。
この時注意すべきなのは洗剤に漂白剤が含まれている場合、あまり長く置いておくと色落ちする可能性があるということ。15~30分程度置いておけば十分効果があります。
また衣類用洗剤は水よりも30~40℃程度のぬるま湯を使用した方が、洗浄効果が高まります。お風呂の残り湯を使うのも効果的。もちろん、すすぎはキレイな水でするようにしましょう。