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ワキガって遺伝するの?

更新日:2016/12/09 公開日:2014/06/24

ワキガは遺伝します

「ワキガって遺伝するの?」……結論から言うと、ワキガは遺伝します。

ワキガの原因は、脇に集中している「アポクリン汗腺」という汗腺から分泌される汗です。アポクリン汗腺から出る汗は通常の汗とは異なり、脂質やタンパク質を含んでいます。これらの物質を、皮膚の常在細菌が分解する時に発生する臭いが「ワキガ」です。

このアポクリン汗腺の量は生まれつき決まっており、その量は「遺伝」で決定します。ワキガの人は、両親や兄弟、親戚にもワキガの人が多いのではないでしょうか。

ワキガは「優性遺伝」する

片方の親がワキガの場合、その子どもにワキガが遺伝する確率は50%、両親がワキガの場合には80%もの確率でワキガになります。なぜそんなにも高確率で遺伝するのかというと、ワキガは「優性遺伝」するからです。

ここで、「優性遺伝」について説明しましょう。ワキガなどの体質を決定する染色体は父親と母親から1つずつ遺伝子を受け継ぎ、対になってできています。一組の遺伝子を「A」と「a」で表した時の組み合わせは、「AA」「Aa」「aa」の3種類になります。この3組のうち、「Aa」の組み合わせになった時、「A」と「a」の中間の体質が現れそうなものですが、多くの場合はどちらかに偏って現れます。

「Aa」の組み合わせの時、「A」の体質が現れるのであれば、「A」は「a」に対して「優性」、反対に、「a」は「A」に対して「劣性」ということになります。この場合、「A」の体質は「優性遺伝」するということになるのです。

「ワキガ体質」はこの説明で言えば「A」、「ワキガでない」が「a」になります。両親がどちらも「aa」であれば子どもはワキガにはなりません。しかし、どちらかに「Aa」がいると、子どもに受け継がれる遺伝子は「Aa」もしくは「aa」の組み合わせで、1:1の確率、つまり「ワキガ体質」が50%の確率で遺伝する、ということになります。

ワキガが遺伝したかどうかは思春期にわかることが多い

では、自分の子どもがワキガだと判断できるのはいつ頃になるのでしょうか。

ワキガの原因になるアポクリン汗腺の成長は、子どもから大人の体に成長する「第二次性徴」の頃に活発になります。第二次性徴は、男性で言えば9〜13歳頃から始まります。つまり、ワキガが発生するのは「思春期」以降ということなのです。

ワキガが遺伝するという事実は、防ぎようがありません。ですが、遺伝するということは、両親のどちらかもワキガで悩んでいた時期があるはずです。言ってみれば、一番近いところに最適のアドバイスをもらえる存在がいるということなのです。

思春期は、精神的にも不安定な時期です。自分の子どもがワキガになってしまったら、ぜひ早めに対策をアドバイスしてあげてください。

詳しくは、子供のワキガには要注意をご覧下さい。

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