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口内炎の種類と特徴が知りたい!

更新日:2017.12.21
公開日:2014.06.27
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この記事の監修者
メンズスキンケア大学参画ドクター

「口内炎」とは、頬の内側や歯茎、唇の裏側など、口の中の粘膜に起こる炎症の総称のことで、さまざまな種類があります。そこで今回は、ドクター監修のもと、代表的な口内炎の種類や特徴をご紹介していきます。

口内炎には色んな種類がある

「口内炎」とは、頬の内側や歯茎、唇の裏側など、口の中の粘膜に起こる炎症の総称のことで、さまざまな種類があります。代表的な口内炎は、アフタ性口内炎、カタル性口内炎、ウイルス性口内炎、カンジダ症口内炎、アレルギー性口内炎、ニコチン性口内炎などです。

代表的な口内炎の種類と特徴

【アフタ性口内炎】
一般的にもっとも多くみられる口内炎で、赤く縁どられた白い小さな潰瘍ができるのが特徴です。通常なら10日~2週間ほどで自然に治りますが、繰り返しできる場合は、「再発性アフタ性口内炎」と呼ばれます。潰瘍ができた部分が痛み、特に塩分や酸味の強い食べ物がしみて痛みます。ちなみに「アフタ」とは「潰瘍」という意味です。

【カタル性口内炎】
口の中の粘膜が赤く腫れ上がったり、ザラザラと荒れたり、白くただれたりする口内炎で、アフタ性口内炎のように境界線がはっきりしていないのが特徴です。潰瘍ができるわけではないので、痛みはそれほど強くありませんが、唾液が増えたり、口の中が熱くなったり、味覚が落ちたりします。「カタル」とは「流れる」という意味です。

【ウイルス性口内炎】
口唇へルペスなど、ウイルスが原因で発生する口内炎です。口の粘膜に小さな水ぶくれができ、それが破れるとただれたり、潰瘍ができたりします。

【カンジダ症口内炎】
口の中に常在するカビの一種であるカンジタ菌が、通常よりも増えることで起こる口内炎です。白い小さな斑点が集まって苔のようになり、頬の内側や舌、上あごなどに付着します。食べ物がしみて痛みます。

【アレルギー性口内炎】
虫歯治療や義歯で使われる金属や食べ物、服用している薬などのアレルギー反応でできる口内炎です。

【ニコチン性口内炎】
タバコに含まれるニコチン成分が原因とされ、ヘビースモーカーに多くみられる口内炎です。口の中の上あごが白く、分厚くなり、赤い点が散在しているように見えることが特徴です。自覚症状はほとんどありませんが、たまにしみることもあります。

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