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あなたの抜け毛は遺伝によるもの?

更新日:2016/12/09

抜け毛と遺伝の関係

AGA(男性型脱毛症)の遺伝的要素については以前から推測されていましたが、抜け毛に関係するとみられる遺伝子が発見されたのは、2000年に入ってからです。抜け毛体質を持つ人は、X染色体にある男性ホルモン受容体遺伝子に変異があることがわかったのです。

とはいえ、抜け毛に対する遺伝子の研究はまだ途中であり、わかっていない部分も多いので、現時点ではっきりしたことは言えません。ただ、祖父や親から受け継ぐのは「体質」であって、症状でないことは確かといわれています。

AGAは、さまざまな要因が複合的にからみあって発症するため、仮に薄毛になるリスクが高い遺伝子を受け継いでいても、その他の環境要因を回避していれば発症しない場合もあるそうです。

抜け毛を予防するためには

AGAによる抜け毛を予防するには、5αリダクターゼを阻害する効果がある治療薬「プロペシア」の使用がおすすめです。また、血管拡張作用のある「ミノキシジル」の外用薬も、プロペシアと同様、日本皮膚科学会のガイドラインで「行うよう強く勧められる」とされています。

薬による治療と共に、育毛剤などによるセルフケアを怠らないことも大切です。ただ塗布するだけでもいいですが、頭皮マッサージをプラスすると、より高い効果が期待できます。女性ホルモン様作用や血行促進作用のある成分が配合された育毛剤であれば、さらに効果的です。ただし、効果が現れるまでには最低でも3か月~6か月かかるため、変化がないからとすぐにやめず、根気よく続けるようにしましょう。

遺伝的要素以外にも、環境要因により発症や進行が促されている場合があります。父や祖父がAGAである場合は、彼らがどのような生活をしているかを観察してみるのもいいでしょう。食事や洗髪方法、睡眠時間や喫煙の有無など、抜け毛の要因になる習慣を受け継いでいるかもしれません。反面教師ではありませんが、親の行動から自身の行動と習慣を見直してみましょう。

また、頭皮環境が悪化すると、AGAの進行も促されることがわかっています。臨床例によると、脂漏性湿疹を併発していたAGA患者にエタノールを使った殺菌治療を施したところ、その殺菌、浄化作用によって、脂漏性湿疹が軽快し急速な増毛が見られたという報告もあります。これは脂漏性湿疹が改善したことが主因ですが、頭皮環境の正常化が毛髪の保持にも影響していると考えられています。

他の病気と同様、遺伝による体質はどうしようもないものですが、努力次第では発症を食い止めることができるかもしれません。体がすべての資本であることを忘れず、健康と頭皮環境を意識した生活を送るようにしましょう。

※食生活と生活習慣に関する具体定な内容については、『食事で抜け毛は予防できる?』と、『30代の気になる抜け毛ケア』をご覧ください。

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