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手軽にできる2つの薄毛対策。「増毛剤」と「育毛剤」の違い

更新日:2016.12.09
公開日:2014.11.04
ドクター画像
この記事の監修者
アイランドタワークリニック新宿院 院長 坂本有孝

自分で手軽にできる薄毛対策といえば市販の「増毛剤」や「育毛剤」を使うことです。しかし、増毛剤と育毛剤では薄毛や頭皮に対するアプローチや使うタイミングなどが、まったく違います。ドクター監修のもと、増毛剤と育毛剤の違いをご紹介していきます。

増毛剤とは?

髪の毛が薄くなってきたな、と感じたときに、手軽にできる薄毛対策としてあげられるのが、市販の「増毛剤」や「育毛剤」を利用することです。では、この増毛剤と育毛剤にはどのような違いがあるのでしょうか。

増毛剤は、薄毛が気になる髪の分け目、生え際などの毛髪に、細かな繊維や微粒子を付着させることで、髪の毛を太く、濃く見せる着色剤です。スプレータイプのものやパウダータイプのものがあります。

外出前などにふりかけるだけで、素早く薄毛を隠すことができ、シャンプーをすれば簡単に落ちるという手軽さが魅力です。ただし、水や汗に弱いので、激しいスポーツをして頭皮に汗をたくさんかいたり、雨で濡れてしまったりすると溶け落ちてしまいます。また、髪が増えたようにカモフラージュしているだけなので、本当に自分の髪を増やせるわけではありません。

育毛剤とは?

育毛剤は、頭皮の健康を維持して、今ある髪を抜けにくく、強い毛に育てていくためのものです。血行を促進するタイプ、頭皮の皮脂や汚れを取り除くタイプ、薄毛の原因になる男性ホルモンを抑制するタイプ、毛母細胞を活性化するタイプなど、いくつか種類があり、配合されている有効成分によって何に効果が期待できるのかが変わってきます。自分の薄毛の原因に合わせたものを利用することが大切です。また、育毛剤は頭皮に有効成分を浸透させることが重要なので、シャンプーをし、頭皮と清潔にしてから振りかけ、マッサージをしながら、しっかり頭皮にもみ込むようして使うことをおすすめします。

育毛剤を使っても、効果に個人差がある為、確実に効果があるとも言えませんし、すぐに髪の毛がフサフサになるとも言い切れません。半年以上は使い続けた方が効果が出ると言え、効果があれば、抜け毛が減ってきたり、髪が太くなったりしたのを徐々に実感できるようになります。また育毛剤は、髪を作るもとになる「毛母」が残っていればそれなりの効果が期待できますが、薄毛が進行していて、毛母が完全に消失してしまっている部分には、いくら利用しても効果を得られません。

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