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髭剃り後に肌荒れする理由

更新日:2017.12.21
公開日:2014.12.26
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この記事の監修者
メンズスキンケア大学参画ドクター

肌がヒリヒリする、赤みが出る、カサカサするなど、髭剃り後の肌荒れに悩む男性は意外と多いものです。髭を剃り後に肌トラブルが起こりやすいのはなぜでしょうか?ドクター監修のもと、肌が荒れる理由と、肌荒れを防ぐ方法について解説します。

髭剃り後、肌が荒れる理由

髭を剃った後、ヒリヒリやカサつきなどの肌荒れを経験したことはないですか?これは、毎日の髭剃りによって、肌がダメージを受けているために起こる症状です。

髭剃りの刃が肌にあたると、髭だけではなく肌の表面も一緒に削られるため、角質層に傷がついてしまいます。角質層には、肌表面の水分をキープし、細菌やウイルスなどが体内に侵入するのを防ぐ役割があります。

そのため、角質層がはがされると、肌は乾燥し、乾燥してできたすき間から異物が混入しやすくなるので、外部からの刺激を受けやすくなります。髭剃り後にヒリヒリや赤み、カサつき、吹き出物、ニキビなどの肌トラブルが起こりやすくなるのは、このためです。

肌荒れを防ぐ方法

肌荒れを防ぐ髭剃り方法について、カミソリの場合に焦点を絞ってご紹介します。電気シェーバー派の方は、『電気シェーバーの正しい使い方』をご覧ください。

(1)髭を剃る前

肌荒れを防ぐためには、髭の剃り方だけでなく、髭剃り前と後のお手入れが肝心です。髭を剃る前は、まず洗顔をして髭をぬらし、蒸しタオルをあてて髭をやわらかくします。髭がやわらかいと剃りやすくなり、肌への負担を軽減することができるためです。

その後、シェービング剤をつけます。シェービング剤には、髭をよりやわらかくするだけでなく、カミソリと肌の摩擦を減らして肌荒れを防ぐ効果があります。決して、肌が乾燥した状態では髭を剃らないようにしましょう。

(2)髭剃り

カミソリで剃る場合は、まず毛の流れに沿って剃ります。全体を剃った後、剃り残した部分を毛の流れとは逆に剃ります。逆剃りは肌を傷つけやすいため、力を入れすぎないように気をつけましょう。カミソリを使う場合は、刃の枚数が多い方が肌にかかる圧力が分散されるため、肌荒れしにくくなります。

(3)髭を剃った後

髭を剃った後の肌は角質層に傷がついて敏感になっているため、ていねいにケアを行うことが大切です。脂性肌の方は、化粧水+さっぱりタイプの乳液、乾燥肌の方は、保湿成分を含んだ化粧水+乳液または美容液を使うとよいでしょう。

敏感肌で化粧水がピリピリする場合は、アルコール成分が入っていない刺激の少ないタイプがオススメです。また、どんな肌質でも化粧水だけでは乾燥を招くため、乳液や美容液でしっかりフタをしてあげましょう。

(4)道具のお手入れ

髭剃り道具のお手入れも忘れないようにしましょう。カミソリの刃が汚れていると肌荒れの原因になるため、使い終わったらしっかり洗い流し、清潔に保管してください。

どんなに気をつけても、髭を剃るたびに肌が荒れてしまうという方は、脱毛を考えるという手もあります。毎日髭を剃る必要がなくなるため、肌荒れのリスクを避けることができます。最近では髭脱毛もめずらしいことではなくなっているので、ぜひ検討してみてください。

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