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男の眉毛カラーの注意点

更新日:2017.08.09
公開日:2015.01.30
ドクター画像
この記事の監修者
さやか美容クリニック・町田 院長 皆木靖紀

髪の色に合わせて、眉も染めたいという人は多いかもしれませんが、実は眉毛のカラーリングは、美容院でやってもらうならまだしも、自分でやるのは危険な行為です。そこで今回は、眉毛カラーの危険な理由と、安全に眉の色を変える方法をご紹介していきます。

目に薬剤が入り染みて痛がる男性

眉毛のカラーリングってできるの?

髪の色を明るく染めたときは、違和感が出ないように、眉毛も染めたいという方が多いのではないでしょうか。

美容院の中には、ヘアカラーをするときに、眉毛も一緒にカラーリングしてくれるお店もあるようですが、お店でやってもらえなければ、自分で眉毛のカラーリングをすることになります。しかし、眉毛専用のカラーリング剤は存在しないので、染めるなら、髪の毛用のヘアカラーを使うことになります。

ただしヘアカラーは、その名の通り、頭髪を染めるための染料です。頭皮と違って、眉毛が生えている部分の皮膚は、薄くてデリケードなので、ヘアカラーでは、刺激が強すぎる可能性があります。

また眉毛は、髪の毛と違って染めにくいので、なかなか思うように色が入らないことがあります。さらに万が一、薬剤が垂れて、目に入ったりするようなことがあれば、結膜炎を起こしたり、最悪の場合は、失明したりする可能性も考えられるのです。ですから、眉毛をヘアカラーで染めるのは、やめておいたほうが良いでしょう。

カラーリングではなく眉用ブリーチを

では、自分で眉毛の色を明るくしたいときは、どうすれば良いのでしょうか?

1つは、染めるのではなく、脱色(ブリーチ)すること。この場合も、頭髪用のブリーチ剤を使うのは厳禁。

頭髪用ブリーチは皮膚への刺激が強いため、眉用につくられた専用のブリーチ剤を使用するようにしましょう。眉に塗布する前に、パッチテストをしてください。そこで、ピリピリする刺激を感じたら、眉のブリーチをすることを控えましょう。

ブリーチをするときは、眉全体を埋めるくらい薬剤をたっぷりと塗り込み、その上からコットンを乗せておきましょう。こうすることで、ムラを防げると同時に、薬剤が垂れて、目に入るのも防げます。さらに、目に薬剤が入るのを防ぐために、ブリーチをしている間は、立ったり、座ったりせず、横になっていることをオススメします。

手軽で安全なのは眉マスカラ

自分で眉の色を明るくするもう1つの方法は、「眉マスカラ」を使うことです。眉マスカラなら、肌を刺激する心配もほとんどない上に、色味も豊富です。

安全で手軽に眉の色を変えることができ、塗り方のコツは、「男の眉マスカラの塗り方」のページをご参照ください。

(眉毛のセルフケア方法 監修:ヘアメイク/髙徳 洋史〈LYON〉)

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