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毛穴詰まりを悪化させない!脂性肌の美容液選び

更新日:2018.02.22
公開日:2015.02.27
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この記事の監修者
メンズスキンケア大学参画ドクター

脂性肌は皮脂の分泌量が多いことから、毛穴が大きい傾向にあります。そのため、皮脂や汚れがつまりやすく、毛穴トラブルも多くなりがち。そんな悩みを解消すべく、ドクター監修のもと、脂性肌の人が選ぶべき美容液について解説します。

脂性肌にベストな美容液とは?

脂性肌は、皮脂を分泌する「皮脂腺」が大きい傾向にあるため、皮脂の出口となる毛穴も大きく開きがち。よって、毛穴の目立ちや毛穴づまりといったトラブルで悩む人も多いです。そんな脂性肌の人には、毛穴を引き締め、皮脂分泌を抑制する効果のある成分が配合された美容液がおすすめです。以下に、その主な成分をご紹介します。

●ビタミンC誘導体

肌に吸収されにくいビタミンCを改良し、肌に浸透させやすくしたもの。ビタミンC誘導体には、皮脂の分泌をコントロールする作用のほか、抗炎症作用もあるので、過剰な皮脂分泌による毛穴づまりが原因でできるニキビの抑制効果も期待できます。

●トコトリエノール

ビタミンEの一種で、抗酸化作用の高い成分です。体内の活性酸素を抑えて皮脂の酸化を抑制するので、脂性肌の悩みに多い毛穴の開きや黒ずみの抑制効果が期待できます。

●ローヤルゼリー酸

分泌される皮脂量をコントロールし、皮脂の過剰分泌を抑える効果が期待できます。また、ニキビの原因となるアクネ菌の抑制にも役立ちます。

●タンニン

ポリフェノールの一種で、肌や毛穴を引き締める効果が期待できるといわれています。

インナードライ肌(乾燥性脂性肌)という可能性も?

脂性肌は水分と油分が両方とも多い肌タイプですが、肌のベタつきを感じている人の中には、水分は少ないのに油分が多い「インナードライ肌(乾燥性脂性肌)」になっているケースもあります。

インナードライ肌は、乾燥による皮脂の過剰分泌が原因で起こる肌トラブルです。肌内部の乾燥が進むことで、これ以上の乾燥を避けようと肌が皮脂を大量に分泌し、肌が脂っぽくなってしまうのです。そのため、肌表面は皮脂が分泌されて潤っているように見えますが、内部はカラカラの状態となっています。

よって、このような肌の場合は、上述の成分が配合された美容液だと逆効果になってしまう可能性があります。というのも、インナードライ肌を悪化させないためには、肌内部の保湿がなによりも重要であるからです。

インナードライ肌の特徴としては、大量の皮脂で肌がベタつく、きめが荒く毛穴が目立つ、肌がカサつく、などがあるので、もしかしてインナードライ肌かも…?と思う方は、保湿成分がたっぷり含まれた美容液を使用することをおすすめします。

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