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唇が乾燥して痛い場合

更新日:2016.12.09
公開日:2015.02.16
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この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

唇の乾燥が激しくて、皮がひび割れたり、めくれたりして痛いというときは、通常のリップクリームを使ってもあまり効果が期待できません。そこで今回は、そんな時にオススメの対処方法をご紹介していきます。

ワセリン

乾燥していたく唇にはワセリンを

唇が乾燥して皮がむけたり、ひび割れたりして、痛いというときは、リップクリームの代わりに、「ワセリン」を使ってみてはいかがでしょうか?ワセリンを塗れば、唇に皮膜をつくることができ、唇内部の水分の蒸発を防いだり、外からの刺激をガードしたりすることができます。

「リップクリームでも同じじゃないの?」と思うかもしれませんが、ワセリンはリップクリームよりテクスチャーを厚めに塗ることができるという長所があります。

ワセリンを大きく分けると、「白色ワセリン」と「黄色ワセリン」の2種類がありますが、基本的には、どちらのワセリンを使っても構いません。ただし、白色ワセリンのほうが精製度が高く、不純物が少ないので、肌が敏感な人にはこちらのほうがオススメです。

医薬品のリップクリームもオススメ

乾燥した唇が痛いというときは、医薬品のリップクリームを使うのも良いでしょう。リップクリームには、「化粧品」「医薬部外品」「医薬品」の3種類があり、それぞれで、次のような違いがあるのです。

●化粧品:
美容などを目的としたもので、ゆるやかに肌に作用する。

●医薬部外品(薬用):
有効成分が配合されているが治療ではなく、あくまでも改善を目的としたもの。化粧品と医薬品の中間に位置する。

●医薬品:
治療を目的としたもので、配合されている成分の効果が正式に認められているもの。

私たちが、ふだん手にすることが多いのは、化粧品か医薬部外品のリップクリームですが、これらは、どちらかというと予防のために使うものです。すでに荒れていて痛い唇を治したいのであれば、医薬品のほうが有効です。

ただし、医薬品のリップクリームには、強い作用があるので、日常的な保湿ケアのために使うのはオススメできません。ひどく荒れた唇を治したいときだけ使うようにしましょう。

また、荒れて痛い唇を治すには、はちみつとワセリンを使ったパックをするのも効果的です。パックの方法は、『唇の乾燥にははちみつがいい』のページでご紹介しているので、そちらも御覧ください。

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