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口臭の改善対策(11)タバコによる口臭

更新日:2016/12/09

タバコを吸う男性

タバコも口臭の原因に

喫煙には、さまざまな弊害がありますが、口臭がヤニ臭くなってしまうのもその1つです。タバコが口臭につながるのは、煙に含まれている「タール」や「ニコチン」といった有害物質が原因。それぞれの成分が、どのように口臭に影響するのかを見ていきましょう。

ヤニ臭さの原因はタール

タールとは、いわゆる「ヤニ」ことで、タバコの葉を加熱したときに発生する黒褐色をした油分の液体です。独特の強い臭いをもっており、換気しない部屋でタバコを何度も吸っていると、だんだん家具や壁などにタールが付着し、黄ばんでヤニ臭くなります。

これと同じように舌や歯、歯垢、歯石などにもこびり着き、粘り気のある油汚れなので、歯磨きをしても、完全には取り除くことができません。このため、口の中にタールの臭いが残り、口臭の原因になります。

ニコチンが口の中を乾燥させる

ニコチンには、毛細血管を収縮させて、血流を悪くする作用があります。このためタバコを吸うと、口の中の血液循環が悪くなり、唾液の分泌が低下してしまうのです。

唾液は口の中の汚れを洗い流したり、細菌を殺菌する作用があるので、その分泌が低下すると、細菌が繁殖しやすくなり口臭が発生してしまいます。

また「歯周病」は、口臭の大きな原因になりますが、ニコチンは歯茎の血液循環を悪くするとともに、歯周病菌への抵抗力を低下させます。このためタバコは、歯周病の最大の危険因子にもなります。

タバコによる口臭対策

タバコによる口臭を改善するには、禁煙をするのがベストです。しかし、喫煙が習慣化している人には、なかなか難しい話です。

まずはヤニ臭さの元になるタールが口腔内に付着しないように、喫煙後にうがいをする習慣を持ちましょう。喫煙直後であれば、しっかりうがいをすることで、ある程度、タールを取り除くことができます。もちろん、うがいではなく、歯磨きをするのもオススメです。

そして、口臭の原因になる雑菌の繁殖を抑えるために、こまめに水分補給をして、口の中を乾燥させないようにすること。ただし、タバコを吸う人がコーヒーで水分補給をすると、口臭がさらに悪化してしまうので、水や白湯、お茶などを飲むのがオススメです。

加えて、顔面を構成する「表情筋」「咀嚼筋」の運動が低下すると、唾液の分泌が減少するので、歯がカチカチ当たる位の顎の開け閉めや、舌の先端をお口の中でぐるぐる回転する動作をすると、唾液の分泌が促進され、口臭が改善傾向を示します。

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