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脂性肌をチェックする方法

更新日:2016.12.15
公開日:2015.04.14
ドクター画像
この記事の監修者
札幌シーズクリニック 院長 大久保真

脂性肌とは、皮脂の分泌が多い肌のことですが、中には自分で脂性肌だと思い込んでいるだけで本当は違うというケースもあります。そこでドクター監修のもと、脂性肌の特徴や、脂性肌かどうかをチェックする方法などをご紹介していきます。

タオルで顔を拭いている男性

脂性肌ってどんな肌?

肌は、肌表面の皮脂と水分の量によって、一般的に「普通肌」「脂性肌」「乾燥肌」「混合肌」という4つのタイプに分けることができます。

このうち脂性肌とは、皮脂が過剰に分泌されている肌のこと。脂性肌の人は、顔が全体的に脂っぽく、べたつきやすいという特徴がありますが、特に、鼻や額といった「Tゾーン」がテカりがちです。

また、皮脂は毛穴の奥から分泌されるので、毛穴の開きや詰まりが目立ったり、ニキビができやすかったりするのも、脂性肌の特徴です。

勝手に脂性肌だと決めつけていませんか? 

皮脂の分泌には、男性ホルモンが影響しているので、一般的に男性は、女性に比べて、脂性肌になりやすい傾向があります。しかし、自分で脂性肌だと勝手に思い込んでいるだけで、実は、べたつきやすい部分と、乾燥している部分が混合している「混合肌」だったりする場合もあります。

そこで今回は、肌質に合った正しいお手入れ方法をしていくために、脂性肌がどうかをチェックする方法をご紹介していきましょう。

脂性肌のチェック方法

脂性肌かどうかは、朝、洗顔をしたあとの肌の状態から判断することができます。いつも通りに洗顔をしたあと、化粧水や乳液などを何もつけず、20〜30分ほど放置してみましょう。

洗顔をしたあとに、何もつけずにいると、肌がつっぱってくるものですが、脂性肌の人は、20分以内につっぱり感がなくなります。そして、鏡で顔を確認してみると、テカりがあるなど、脂が浮き出てきているのが特徴です。

一方、混合肌の人の場合は、Tゾーンなどは脂っぽくなりますが、目元や口元、頬などは、カサついています。また20分程度では、肌のつっぱり感も、完全には消えません。

脂性肌のお手入れとは?

皮脂の分泌が多い脂性肌の人は、余分な皮脂が肌に残って酸化しないように、ていねいに洗顔をし、肌を清潔に保つように心がけましょう。

ただし、洗浄力の強過ぎる洗顔料を使ったり、ゴシゴシこすって顔を洗うと、皮脂を落とし過ぎてしまい、それを補うために、かえって皮脂の分泌が過剰になりやすいので注意しましょう。

また、脂性肌の人は、肌がべたつきやすいので、化粧水や乳液を使わなくてもいいと考えがちですが、それは大きな間違いです。保湿ケアを怠ると、肌の水分量が減り、皮脂が余計に分泌されるようになります。そんなことにならないように、さっぱりタイプの化粧水や乳液で、きちんと保湿ケアを行いましょう。

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