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医師に聞く。脂漏性角化症(老人性いぼ)の治療方法

更新日:2016/12/09 公開日:2015/07/31

医師

脂漏性角化症は治療が必要?

「脂漏性角化症」とは、加齢や紫外線の影響でできる皮膚の良性のできものです。日焼けによってできる「シミ(老人性色素斑)」の表面がザラザラして、「いぼ」のように盛り上がって生じることが多く見られます。20歳代から出現し、80歳以上の高齢者ではほぼ全員に認められるため、「老人性いぼ」や「老人性疣贅(ゆうぜい)」などとも呼ばれています。

いぼの中には、「ヒトパピローマウイルス」というウイルスの感染によってできるものもありますが、脂漏性角化症の場合は、紫外線によって、皮膚細胞が変化してできるので、感染することはありません。また良性腫瘍で、大抵の場合は、痛みやかゆみなどはありません。

このため、必ずしも治療が必要なわけではありませんが、自然に消滅することはなく、そのままにしていると、大きく盛り上がったり、数が増えたりします。見た目として気になったり、引っかかって邪魔に感じるようなら、病院で治療を受けると良いでしょう。

脂漏性角化症の治療方法

脂漏性角化症の治療法には、凍結療法、炭酸ガスレーザー、外科的切除、電気外科的治療などがあります。それぞれの治療法を見ていきましょう。

凍結療法…マイナス196.8度の液体窒素を染み込ませた綿棒を患部に接触させ、細胞を凍結させる治療法です。患部は治療後にかさぶたになるので、それが取れると、脂漏性角化症も自然に除去されます。しかし、1回の治療では不十分なことが多く、何度か繰り返しの治療が必要です。

炭酸ガスレーザー…患部に炭酸ガスレーザーを照射し、病変部分を削り取る治療法です。照射した部分は一時的に赤みを生じますが、傷痕はほとんど目立たちません。一度できれいに治療できるため、比較的受け入れられやすい治療法です。

電気外科的治療(電気焼灼療法)…専用の電気焼灼器(電気メス)を使って、病変部分を焼灼して除去する治療法です。

外科的切除…脂漏性角化症が大きいなど、特殊な場合に行われる治療法です。局所麻酔をしてからメスを使って切り取り、必要に応じて傷口を縫合します。

いずれの治療も、治療後の傷あとはほとんど目立たなくなるのが一般的ですが、色素沈着を生じることもあるので、医師が説明する治療後の注意点なども良く聞くことが大切です。

脂漏性角化症は、悪性ではなく、感染する心配もない良性腫瘍なので、美容目的で切除する場合は、保険が適用されないケースも少なくありません。その場合は自費診療になるため、治療費については事前に病院に確認しておきましょう。

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