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毛穴すっきり。塩洗顔が効果的な理由

更新日:2017.06.09
公開日:2015.07.31
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この記事の監修者
メンズスキンケア大学参画ドクター

塩といえば、料理に欠かせない調味料として、古くから愛用されていますが、最近では、その美容効果にも注目が集まっており、塩を使って顔を洗う「塩洗顔」という方法もあります。そこで今回は、塩洗顔の美容効果や具体的な方法をご紹介していきます。

洗顔

最近話題の塩洗顔の効果とは?

バスソルトやソルトスクラブなど、塩を使った美容アイテムは以前からありましたが、最近では、塩そのもので顔を洗う「塩洗顔」も注目されています。何でも塩には、次のような美容効果があると考えられています。

発汗効果

塩は浸透圧の作用で、発汗を促してくれるので、塩洗顔をすると汗とともに毛穴の中の皮脂や汚れも排出されやすくなるといわれています。皮脂には、肌の表面をコーティングして肌を保護する作用もありますが、塩洗顔をすると肌が必要とする正常な皮脂分泌も促されます。

角質融解作用

塩に含まれるミネラル分には、タンパク質を溶かす働きがあるため、古い角質をやわらかくして洗い流しやすくするといわれています。このため塩は、顔だけでなく、ひじやひざ、かかとなど、角質がたまりやすい部分の洗浄にも効果的なのです。

塩洗顔に使う塩

塩洗顔に使用する塩は、お料理などに使う一般的な塩で構いません。ただし、香料や着色料、防腐剤など、添加物が入っていないものを選びましょう。また、精製された塩には、肌に重要な効果をもたらすミネラル分があまり含まれていないので、塩洗顔には適さないといえます。そして、塩の粒子が大きいと、溶けるのに時間がかかるので、粒子の細かい塩を選びましょう。

塩洗顔の方法

塩洗顔の方法は、何種類かあるようですが、ここでは、肌を刺激しない「塩湯」を使った方法をご紹介していきます。

(1)手頃な大きさの容器にぬるま湯を入れ、そこに完全には溶けきらない量の塩を入れます。下に溶けきれなかった塩が沈殿しますが、沈殿している塩ではなく、塩湯を使います。

(2)ぬるま湯で顔を洗ったあと、適量の塩湯を手に取って広げ、顔全体に広げていきます。このとき、肌をゴシゴシと強くこするのはNGです。

(3)塩湯で肌をやさしく撫でていると、皮脂が引き出され、肌がヌルヌルしてきます。顔全体がヌルヌルになったら、肌に塩分が残らないように、しっかりと洗い流します。冷たい水で洗うと、溶け出した皮脂が固まって落ちにくくなるので、必ずぬるま湯を使うのがポイントです。

(4)古い皮脂を落としきったら、冷水ですすぎ、新しく分泌された皮脂を固めます。新しい皮脂は、体温で徐々に溶ければ、天然のクリームのように肌をコーティングしてくれます。

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