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見た目の若返りに効果!まぶたのたるみ治療

更新日:2016/12/09

男性の目もと

顔のたるみの中でも、特に印象に大きく影響を与えるのが目もとのたるみです。

目もとがたるんでいると、年齢よりも老けて見えたり、疲れているように見えたりと、マイナスな印象を与えてしまいます。目のたるみを改善する方法にはマッサージやエクササイズなどさまざまありますが、即効性を求めるのであれば、クリニックで治療を受けるという方法もあります。

ここでは、自らも多くのたるみ治療を手がける「六本木境クリニック」院長、境隆博先生に、目のたるみ治療について詳しくお聞きします。

ドクター

まずは、目のたるみによる影響についてお話しを伺いました。

境先生:一般に目のたるみと認識されているものは実は、まぶたのたるみです。まぶたのたるみには上まぶたと下まぶたのたるみがあります。特に上まぶたはしなやかで動きが大きいため、表情の変化に大きく寄与しています。目は口ほどにものを言うと言いますが、まぶたの動きに影響する上まぶたのたるみは、相手に与える印象を左右することもあると言えるでしょう。目は見ることだけではなく、見られることでも重要な役割を担っているのです。

また、目から入る情報は膨大で、人間は見ることによって非常に多くのエネルギーを使います。最近ではまぶたのミュラー筋という筋肉が全身の筋緊張と関連しているといった話や、自律神経のオンオフのスイッチになっているという話もあります。上まぶたのたるみ治療法は、見た目の若返りに効果的というだけではなく精神的・肉体的な若返りにも効果があるかもしれません。

Q.まぶたのたるみ治療にはどのようなものがありますか。

境先生:まぶたのたるみの中でも非常に多い症状のものが2つあります。浅いたるみである皮膚弛緩症(ひふしかんしょう)と深い部分のたるみである腱膜性眼瞼下垂(けんまくせいがんけんかすい)です。皮膚弛緩症は文字通りまぶたの皮膚のたるみですので、30代以降であればほとんどの方が多少は自覚していると言えます。

腱膜性眼瞼下垂は、まぶたを開ける際に使われる筋肉である眼瞼挙筋(がんけんきょきん)と瞼板(けんばん)との接合部分である挙筋腱膜(きょきんけんまく)が伸びたりゆるんだりすることによって、まぶたが開きにくくなる症状です。この腱膜性眼瞼下垂も非常に多く、眼瞼下垂のほとんどであると言っても過言ではありません。

腱膜性眼瞼下垂の治療では、ゆるんだ挙筋腱膜を再度瞼板に固定する「挙筋前転法」などの手術を行います。

挙筋前転法

一方、皮膚弛緩症(まぶたの皮膚のたるみ)に対しては普通まぶたの皮膚切除が行われます。まぶたの皮膚切除の方法には、二重のラインで皮膚切除を行う睫毛側皮膚切除(上眼瞼形成術)や眉毛側で皮膚を切除する眉下切開などの方法があり、いずれも皮膚を切り取ってたるみを改善する方法です。このほかに、たるみ埋没や切らない眼瞼下垂手術のような埋没法の応用手術もあります。

埋没法は10代~20代の一重を二重にしたいと言った場合にはよい手術ですが、30代以上のたるみを取りたい場合になどには、まぶたのたるみを二重の下に押し込めることになるので、不自然で長持ちしないといわれています。また、眼球側の結膜にひずみが生じるので涙液の流れが滞るともいわれていますので目によいとはいえません。

たるみ埋没系の手術

前述のように、まぶたの皮膚を切除する方法には睫毛側の皮膚切除と眉毛側の皮膚切除の二通りあります。睫毛側の皮膚切除は二重のラインで皮膚切除を行うので、傷あとが二重のラインにかくれるという大きなメリットがあります。しかし、まぶたは眉毛の下の皮膚が分厚くて、睫毛の上は皮膚が薄いといった特徴があるため、まぶたの皮膚を二重のラインで切り取れば切り取るほど、しなやかな薄い皮膚が少なくなり、分厚い独特な二重となってしまいます。皮膚切除量によっては曲率半径の大きな分厚い部分で折れ曲がったような二重となります。

このため、2年前に手術したのに、まだ腫れが引かないといった相談も多くあります。

目のイラスト

一方、眉毛側の皮膚を切除する眉下切開では、眉毛の下の分厚い皮膚を切除して、睫毛側の薄くやわらかいしなやかな皮膚は残すので、仕上がりが自然で、いかにも整形した、といった顔にはなりませんし、二重の方は若いころの二重に戻したり、一重の方を一重のまま若返らせたり目を大きくすることもできます。

しかし、眉下切開は、眉毛の下の傷あとが眉毛から離れて非常に目立つため、特に若い方では躊躇するケースが多くあります。実際にホームページだけではなく学会でも論文でも、ビフォーアフター写真の術後は厚化粧になっていることが多いと常に思います。このことの理由としては、術後の見栄えをよくするという効果をねらっただけではなく、おそらく目立っている傷あとを一生懸命に隠しているといった側面もあると言えます。ゆえに、そのような現状を目の当たりにすると、やはり、化粧をほとんどしない男性の場合には美容外科手術のハードルは高いと言わざるをえません。

しかしながら、エステティックユニットを強く意識した毛包斜め切断法を用い、なおかつ扇状にまぶたをバランスよく引き伸ばすことによって、身近な人にも全くばれないような仕上がりになるという話が続出しています。患者さんご本人とまわりの人が眉毛と認識している部分を上手く利用した眉下切開は男性にもおすすめです。

当院では、さまざまな工夫を凝らすことによって男女ともに10代~90代の方がこの手術を受けています。

睫毛側皮膚切除

男性の顔イラスト

Q.どのような場合が、眼瞼下垂の手術適応になるのでしょうか。

境先生:まぶたの縁自体が下がっていたり、二重が幅広くなってまぶたが開けづらい場合には眼瞼下垂の手術(挙筋前転法など)が適応となります。

また、若いころ二重だったのに奥二重になってきた、まぶたがたるんできた、外側が下がって三角目になってきたなどと言った場合は、眉下切開が良いと言えるでしょう。

目のイラスト

Q.眼瞼下垂手術は保険が効くのでしょうか。

境先生:保険適応かそうでないかは、クリニックによっても違ってきます。保険適応で手術を行っているクリニックは、年単位で待つと言うほど人気があるところもあります。一方、丁寧に時間をかけたいので保険適応をやめたという有名な先生もいらっしゃいます。

まぶたが病的なほど開かないような、見かけも明らかに病気のように見える重症例の場合は、当然保険適応であるべきだとは思います。しかし、美容目的の意味合いの方が大きいかもしれないと疑われるようなグレーゾーンなケースの保険適応は、保険が破たんする一因になるようにも思い危惧しています。

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