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美白成分「トラネキサム酸」

更新日:2016/12/09 公開日:2016/05/20

美白有効成分の一つであるトラネキサム酸について解説します。

トラネキサム酸とは

トラネキサム酸とは、アミノ酸の一種です。抗炎症、抗アレルギー、止血作用などを持っています。出血を抑えたり湿疹、じんましんなどの治療の目的で長く医療の場で使用されてきた成分です。皮膚にはメラノサイトと言うメラニンを作り出す細胞があります。メラノサイトは「プロスタグランジン」という炎症物質を生成し、周りの細胞へ働きかけることでメラニンを作り出します。トラネキサム酸はプロスタグランジンの伝達を阻害しメラニンの生成を抑えるため、シミの軽減や予防に期待ができます。

肝斑の治療で知られるほかシミ予防に使われるトラネキサム酸

肝斑は頬骨にそって現れることの多いシミです。通常のシミと異なり紫外線だけではなく、女性ホルモンも発生に大きく関係していると考えられています。通常のシミがレーザーや光療法による治療も可能なことに比べて、肝斑は基本的にトラネキサム酸投与による内服薬治療を行います。肝斑はプロスタグランジンと同じく炎症を発生させ、メラノサイトを活性化させる因子の一つであるプラスミンが原因で起こると考えられています。トラネキサム酸は女性ホルモンに影響を及ぼすのではなく、プラスミンの伝達をブロックすることで肝斑を軽減すると考えられています。トラネキサム酸は肝斑だけにしか効かないわけではなく、通常のシミにも効果が期待できます。厚生労働省認可の美白有効成分の一つでもあるため信頼性の高い成分と言えるでしょう。

美容皮膚科でのトラネキサム酸を用いた治療

トラネキサム酸は美白有効成分なので、市販の化粧品に含有されているものもあります。しかし、美容皮膚科でトラネキサム酸を用いてシミや肝斑の治療をする場合、化粧品以外にも選択肢があります。一つは内服薬としてトラネキサム酸を用いる方法です。肝斑の治療に効果的ですが、通常のシミにも有効です。

もう一つの方法がイオン導入という治療です。微弱な電流を流すことによってトラネキサム酸をより皮膚の深部まで浸透させる治療法です。肝斑に効果的なのはもちろん、肌荒れや保湿といった肌の全体的な調子の向上に役立ちます。

もちろんどちらか片方だけ行うということではなく、最初は内服薬から始めて経過を観察しつつイオン導入に移行するということも可能です。

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