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いんきんたむしに使われる薬は

更新日:2017/09/01 公開日:2016/08/23

いんきんたむしの治療には抗真菌薬を使用します。抗真菌薬にはどのような種類があるのでしょうか。また、市販薬を購入するときにはどのようなものを選べばよいのでしょうか。

いんきんたむしには抗真菌薬が有効

いんきんたむしの治療に使われる抗真菌薬は、真菌の細胞膜の合成をじゃましたり、細胞膜の構造を破壊したりして、真菌に対する効果を現します。治療に使用される抗真菌薬を紹介します。

(1)外用薬に使われる抗真菌薬 下記の抗真菌薬は、化学構造で分類されています。真菌に対するメカニズムはほとんど変わりませんが、作用の強さに差があります。1日1回塗る薬は、皮膚にとどまる時間が長く、作用が強いタイプです。
・チオカルバメート系
・イミダゾール系
・アリルアミン系
・モルフォリン系

この内、白癬・カンジタ症・癜風(でんぷう)の3者に有効なのはイミダゾール系とモルフォリン系で、他の系統は3者すべてに有効とは限りません。

(2)内服薬に使われる抗真菌薬
内服薬にはイトラコナゾールとテルビナフィン、グリセオフルビンがあります。イトラコナゾールは比較的幅広い真菌感染症に用いられ副作用は少ないとされていますが、併用禁忌薬剤は多数あります。テルビナフィンは殺真菌作用が強く、主に白癬菌に使用されます。また、併用禁忌薬剤は少なめです。グリセオフルビンは昔は唯一の治療薬でしたが現在ではほとんど使われていません。

市販薬にはどのようなものがあるか

市販薬を購入するときは、水虫の薬、抗真菌薬などの表示を確認しましょう。男性の股間や女性のデリケートゾーンのかゆみに対する効果が謳われていても、抗真菌薬を含まない薬は、いんきんたむしには効果がありません。購入するときは気をつけてください。

いんきんたむしの市販薬には病院の処方薬と同じ成分のものがありますが、含有量が少ない場合もあります。また、かゆみ止めや消炎剤などが加えられている場合には、その分、接触性皮膚炎の副作用が現れる可能性も高くなります。

市販薬には、クリームや軟膏だけでなく、液体、ゼリー、パウダー、スプレータイプなど、工夫を凝らしたものがあります。剤形によって効果が違う場合もありますが、好みの使用感で選ぶとよいでしょう。主なものの特徴を紹介します。

クリーム:薬の浸透性が高い割に副作用が少ない。のびがよく、使用感がよい。
軟膏:べとつき感があるが、副作用が比較的少なく安全性が高い。
液剤、ローション剤:使用感はよいが、浸透性が高く副作用が出る可能性がある。
スプレータイプ:広い部分に適する。直接患部に触れずに塗ることができる。

症状がよくなっても薬を続ける

医療機関で処方された薬は、ドクターの指示に従って使用してください。市販薬の場合は、外箱や添付文書に書いてある用法・用量に従いましょう。いんきんたむしは、治療を開始すると比較的すぐに症状がよくなりますが、白癬菌は頑固なので、1か月程度は薬を塗ったほうがよいとされています。

いんきんたむしは抗真菌薬でしっかりと治療する必要があります。市販薬を購入する場合には、薬剤師に相談したり、外箱に記載の効能・効果や成分名をよく読んでから購入しましょう。

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