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AGA(男性型脱毛症)の原因と特徴とは?

更新日:2017/07/11 公開日:2017/07/11

AGAとは

AGAとはAndroGenic Alopeciaの略で、直訳すれば「男性ホルモン型脱毛症」となります。一般的には「男性型脱毛症」と呼ばれ、円形脱毛症や女性の薄毛とは特徴が異なります。AGAは遺伝が関与しており、親族に薄毛の人がいれば自身もAGAになるリスクを抱えているのです。思春期以降に発症することが多く、早ければ10-20代から、多くは30代以降の男性がAGAに悩んでいます。現在、国内で1200万人の男性がAGA患者といわれ、これは成人男性の3人に1人という多さです。

AGAの特徴

AGAは進行性の病気で、完治させることは現代の医学ではできません。生え際や頭頂部の薄さによりIからVII度まで分類されており、なにも治療しなければ5年で1度ずつ進行するといわれています。しかし、適切な治療を行うことで進行を止めたり遅らせたりすることは可能です。

AGAの症状

男性ホルモンの一種、ジヒデロテストステロン(DHT)が作用することで頭髪が太く成長することなく抜けてしまい、全体的に細くて弱々しい髪に変化してしまう。これがAGの主な症状です。前述のとおりI型からVII型があり、頭頂部や前頭部の状態によってさらに細かく分類されています(ノーウッド・ハミルトン分類)。

AGAの原因

さまざまな研究の結果、AGAの原因は遺伝と男性ホルモンにあると分かってきました。古くから食事やストレス軽減、ヘアケアなどでAGAが予防できると考えられてきましたが、根拠は乏しくAGAを治すことは難しいと考えられます。

遺伝

男性ホルモン受容体遺伝子がAGAに関与していることが分かっています。とはいえ「父が薄毛だから自分も絶対薄毛になる」というわけではありません。あくまでAGAになるリスクを抱えているか否か、ということです。この遺伝子は検査によって解析することが可能で、AGAリスクが大きいか小さいかを判定できます。

男性ホルモン

テストステロンをはじめ、さまざまな男性ホルモンが存在していますが、前述のDHTがAGAに関与していることが分かっています。「マッチョには薄毛が多い」「薄毛の人は性欲が強い」などの俗説もあるようですが、これは誤りです。

環境的な要素

ストレスや食生活、生活習慣はAGAに関係があるのでしょうか。厳密に言えば「ノー」です。もちろん、過度なストレスは自律神経を緊張させ、頭皮への血行不良を引き起こす原因になります。バランスの悪い食生活が続けば髪の毛の成長に悪影響を及ぼすこともあるでしょう。生活習慣、特に喫煙は頭皮だけでなく全身にとってよくありません。 しかしながら、これらを改善してもAGAの根本的な解決にはならないのです。AGAの症状を食い止めるためには適切な治療を受けること、これに尽きます。

AGAの治療

AGA治療ガイドラインによると、もっとも効果が期待できるのは内服薬(フィナステリド)と外用薬(ミノキシジル)、そして手術(植毛)です。その他、薬局などで買える薬もありますが、手軽に入手できる一方で効果は処方薬より劣るという欠点があります。さまざまクリニックが独自のAGA治療を行っているようですが、長期的な成績はまだ不明なことも多いです。

AGAは適切な治療を行えば進行を止めることが可能ですが、それには継続が必要です。最低でも1年は続ける必要があります。治療開始後7年目に最大の効果を迎える、という説もあるようです。

AGAの予防

AGAには遺伝が関与する以上、適切な予防法というのは存在しません。もちろん、頭皮を清潔に保つこと、生活習慣を整えること、ストレスの少ない生活をすることは大事ですが、AGAの発症を未然に防ぐことは不可能です。 また、V度以上のAGAになってしまうと、治療の効果も限定的という研究結果があります。一方、初期段階で治療を開始すると効果も高く、「10年前より毛量が増えた!」という声もよく聞きます。

もっとも大事なことは他の病気と同じく「早期発見、早期治療」です。最近抜け毛が気になる、以前に比べて額が広くなった、頭頂部の薄毛を指摘されたなど、AGAの所見が認められたらすみやかにクリニックを受診しましょう。

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