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うつ病とはどういう病気なのか

更新日:2017/04/17 公開日:2017/04/17

うつ病とはどういう病気なのか、症状や原因、治療法などについて見てみましょう。

うつ病とは

うつ病は、脳のバランスが崩れさまざまな機能が低下することで生じる病気だと考えられています。気分の落ち込みや、意欲や興味関心の低下などの精神的な症状をともなうのみならず、不眠や食欲不振、易疲労感など身体的な症状が現れる場合が多くあります。

うつ病の主な症状

うつ病は、「心の病気」といわれますが、心だけでなく身体にも症状が現れます。具体的にどのような症状が現れるか症状の出方は個人によって差がありますが、うつ病の症状としてよくみられるものには以下のようなものがあります。

精神的な症状

うつ病の基本的な症状とされる「気分が落ちこむ」「何に対しても興味が持てず、楽しいと感じない」というものがみられるほか、次のような症状があらわれることもあります。

  • 集中力や思考力の低下
  • 必要以上に自責する
  • 悲観的な思考や言動が多くなる
  • 落ち着きがなくなる
  • 死や自殺を考えたり、ほのめかしたりする

身体的な症状

うつ病にともなって現れることがある身体的な症状には、次のようなものがあります。

  • 頭痛
  • 肩こり
  • 胃痛
  • 下痢、便秘
  • 倦怠感
  • 疲れやすい、休んでも疲れが取れない
  • 不眠(よく眠れない、朝かなり早い時間に目が覚めてしまう)
  • 食欲不振、体重減少
  • 声が小さくなる
  • 動きのスピードが遅くなる、返事や反応が遅くなる

うつ病の原因

憂うつになったり気分が落ち込んだりすることは、誰しも経験することかもしれません。しかし、通常は、そのような気分の落ち込みなどは、嬉しいことが起こったり、時間が経ったりすることでまた元の状態に回復します。しかし、うつ病では、特に原因がないのに気分の落ち込みなどの症状が長くつづいたり、くり返して起こったりします。それは、脳内の神経伝達物質の働きが低下することによるものです。

私たちの脳内には、神経伝達物質と呼ばれる物質があります。神経伝達物質には、セロトニンやノルアドレナリン、ドーパミンなどがあり、脳が担っているさまざまな機能が潤滑に働くよう、神経細胞間で情報を伝達する重要な役割をしています。しかし、神経伝達物質が減り働きが低下すると、脳の機能も低下し、うまく働かなくなってしまいます。うつ病の症状は、このような脳の働きが不調となることで心身に影響がおよび、現れてくるものだと考えられています。

脳の働きに不調を招く大きな原因に、ストレスがあります。ストレス状態が長く続くと、それによって脳に疲れが生じ、神経伝達物質の働きも低下して、うつ病を発症するきっかけとなることがあります。

うつ病の治療

うつ病の治療では、心身両面に対する治療が行われます。身体に対する治療を行って、蓄積された脳の疲れをとり、脳の働きを回復させることとともに、心に対する治療をして、ストレスに適切に対処できるような方法の習得をはかります。

身体に対する治療として用いられる治療法には、十分な休養をとること、そして、薬物療法があります。薬物療法は、薬の作用を借りて神経伝達物質を増やしたりバランスの乱れを整えたりすることで、うつ病の症状緩和や回復を促進をはかる治療法です。抗うつ薬を中心に、症状に応じて気分調整薬や抗不安薬などが用いられます。薬物療法のほか、栄養指導やm-ECT(修正型電気けいれん療法)と呼ばれる治療法が用いられる場合もあります。

心に対する治療としては、医師による精神療法や、臨床心理士による心理療法などがあります。これらをつうじて、うつ病を発症させやすい考え方や物事の捉え方のクセ、認知や思考のパターンなどに気づき、必要な見直しを行い、症状の改善や再発防止をはかります。また、これらの治療に加え、生活習慣を改善し、生活環境を整えることも重要とされます。

うつ病の予防

うつ病を予防するためには、まず自分の性格や思考のパターンを知っておくことが大切です。エゴグラムをはじめ、性格分析法にはさまざまなものがあります。これらを利用して自分の特徴や傾向を把握しておくと、ストレスにも対処しやすくなるといわれています。

また、自分では解決しきれないような問題が生じたときには、ひとりで抱えこまずに周りの力を借りることが、うつ病を防ぐためにも重要です。そのためにも、仕事以外にも趣味や習い事、サークル活動など、さまざまな活動に参加し、ネットワークを広げることが推奨されます。さまざまな価値観に触れることができるだけでなく、気分転換にもつながり、ストレスの緩和にも役立つことも少なくありません。また、そこで構築された人間関係が、お互いを助け合う存在となることもあります。

心身ともに健康な生活を送ることも、うつ病の予防につながります。特に、生活習慣病は、うつ病との関わりが指摘されています。規則正しい生活を送り、質の高い睡眠やバランスのとれた食事をとり、適度な運動を行って、生活習慣病を予防することは、うつ病の発症リスクを下げることにもつながるといわれています。大きな変化をともなうライフイベントが起きたときには特に、心身両面で過労を避け、十分に睡眠や休息をとるようにし、不調がみられるときには早期に受診して専門医の治療を受けることが大切です。

うつ病患者の家族が気をつけること

家族がうつ病になった場合、次のようなことに気をつけて接するようにしましょう。

  • 早期に専門医を受診するよう促す(家族ができる限り同伴する)
  • ゆっくりと休養させる
  • 「がんばりたくてもがんばれない」ことを理解し、温かく見守る
  • 医師の指導どおりに薬を服用をつづけられるようサポートする
  • 重要な決定をはじめ決断したり考えたりさせることを避けるようにする

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