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不眠症の治療にはどの病院を受診すればよいか

更新日:2017/04/28 公開日:2017/04/28

不眠症では、眠れないという症状が長期間続くことで、日中の生活に支障が出るほどのさまざまな不調が現れます。治療のために受診を考えるものの、身体的な症状も精神的な症状もみられるために、どの診療科の病院を受診するのがよいか判断に迷うことも少なくないのではないでしょうか。

不眠症は何科を受診すればよいのか

不眠症は、睡眠時間の長短にかかわらず、起きたときに眠気や疲れ、だるさなどの症状があり、日常生活を送るのに支障をきたしてしまうものをいいます。「眠れない」ということとともに、頭痛やめまい、肩こり、胃腸不良など身体的な症状や、倦怠感、集中力の低下、イライラ、抑うつ状態などの精神的な症状をともなうことがあります。

不眠症の治療は、精神科や心療内科で多く行われています。また、身体の不調が現れることが多いこともあり、一般内科を受診して、そこで睡眠薬の処方を受ける場合もあります。また、糖尿病や高血圧、心疾患などの病気によって不眠症が引き起こされていると考えられる場合には、まず原因となる病気の治療を行なうことで、不眠の改善をはかっていくことが重要だとされます。

不眠症の治療を行なうには、睡眠薬などの薬剤による治療のほかに、不眠に関わるさまざまな要因への対処も必要となるといわれています。そのため、睡眠障害に対する十分な知識や治療経験をもつ専門医や病院の治療を受けることが推奨されています。

不眠症の検査

不眠の症状が継続しており、不眠症であることが疑われる場合に、検査を行って睡眠の状態を調べることがあります。その際に用いられることが多い検査方法について説明します。

終夜ポリグラフ

夜間、睡眠中に電極を付けて、脳波や眼球運動、筋電位などを測定する検査です。睡眠障害の有無やその程度を判断する資料となる、睡眠と覚醒の状態や、睡眠の深さ、時間などが測定されます。

アクチグラフ

小型のセンサーを手首に取りつけ、活動量を測定し記録することによって、簡易的に睡眠と覚醒のリズムを調べる検査方法です。

深部体温やホルモン量の測定

睡眠と覚醒のリズムがどのような状態になっているかを間接的に観測する方法として、深部体温やホルモンの分泌量を測定する方法があります。深部体温や、メラトニンやコルチゾール、成長ホルモンなどのホルモンの状態を経時的に観測すると、「概日リズム」と呼ばれる睡眠と覚醒のリズムを示すことが知られています。そのリズムを測定することによって、間接的に患者の概日リズムの状態を測定することができるといわれています。

反復睡眠潜時検査

日中の眠気の程度を測定する検査です。日中に、2時間ごとに20分程度の昼寝をして入眠時の脳波を測定します。4〜5回行い、入眠までの早さなどから日中の眠気の強さを判定します。

不眠症の治療

不眠症の治療では、主に睡眠補助薬などを服用する薬物治療と、生活習慣の改善とが行われます。

薬物治療

不眠のために日中の生活に支障が生じており、生活の質が著しく低下していると判断される場合に、必要に応じて睡眠薬の服用を行なうことがあります。睡眠薬には、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬や、非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬、メラトニン受容体作動薬などがあり、それぞれ不安や緊張をほぐす作用や眠気をもよおす作用の強さや作用する時間(長さ)が異なります。これらは、入眠に困難が生じているタイプや、眠りが浅く夜間に何度も起きてしまうタイプ、早朝に目が覚めてしまうタイプなど、不眠の症状に応じたものが処方されます。睡眠薬の服用はおよそ2〜3週間を限度とし、症状に十分回復がみられたら医師の指導のもとに減薬や休薬を行います。

生活習慣の改善

不眠症の症状がある多くの人は、生活習慣を変えることで不眠の改善につながることがあるといわれています。

・規則正しい睡眠をとる

不眠を改善し睡眠の質を向上させるには、規則正しい生活、特に規則正しく睡眠をとることが重要です。平日、休日にかかわらず、毎日同じ時間に就寝し、同じ時間に起床するようにします。寝る前に聞く曲を同じにしたり、歯磨き後に軽くストレッチをしてから床に入ったりするなど、就寝前に決まった行動をすることも効果的だといわれています。

・眠りのための環境づくりをする

寝室の環境が眠りに適したものでないと、睡眠の質も低下しがちです。部屋の温度や明るさ、静かさなど睡眠に適した状態かを見直し、必要なら改善を行います。枕の高さや寝具の硬さなど、寝具が体に合っているかも大切なポイントです。

・リラックスをはかる

ストレスや緊張状態は不眠を招く大きな原因にあげられます。就寝前の時間にはストレスや心配事にエネルギーを使うことを避け、ゆっくりと温めのお風呂に入ったり、心地のよい音楽に耳を傾けたりして、リラックスした状態で布団に入るようにすると、スムーズな睡眠をもたらすのに役立つといわれています。

・刺激物を避ける

コーヒーや紅茶、ココアなどカフェインを含む飲み物やアルコールは、睡眠の妨げとなりやすいことが知られています。寝酒の習慣は、かえって眠りを浅くし、早朝覚醒を引き起こす場合があるといわれています。煙草のニコチンも刺激となります。質のよい眠りのためにも、寝る前に刺激となるものを摂るのは避けることが大切です。

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