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二重にする方法

更新日:2017.04.28
公開日:2017.04.28
ドクター画像
この記事の監修者
大阪 雅 -miyabi-美容外科 院長 川端久雅

一重まぶたの人が二重まぶたにする方法として、マッサージを行うことや二重まぶた用化粧品を使用すること、美容整形などがあるといわれています。二重まぶたにする方法について、ドクター監修の記事で解説します。

二重まぶたになりたいと思っている人は少なくないでしょう。どのような方法で、二重まぶたにすることができるのかみていきましょう。

二重まぶたになりやすい一重まぶたとは

二重まぶたは、奥二重と末広型、平行型の3種類に大きく分けられるとされています。奥二重は、二重まぶたの幅が一番狭いのですが、まぶたがかぶる部分は少ないので、黒目の縦の長さが特に広く見えるといわれています。二重まぶたの幅が目尻に向かって広くなっている二重まぶたは、末広型の二重まぶたと呼ばれています。末広型の二重まぶたは、かわいい印象を与えたり、実年齢よりも若く見られたりすると考えられています。そして、平行型の二重まぶたは、二重まぶたの幅が、目頭から目尻にかけてほぼ一定の二重まぶたとされています。平行型の二重まぶたは、広い二重まぶたの幅があるので、くっきりとした印象を与えるといわれています。

どのような二重まぶたになるのかに関連する部位のひとつが、蒙古襞(もうこひだ)と考えられています。西洋人の多くは、蒙古襞がなく、日本人をはじめ黄色人種には、蒙古襞がある人が多いとされています。蒙古襞がなければ、自然と末広型の二重まぶたになることはなく、平行型の二重まぶたになるといわれています。蒙古襞があれば、一重まぶたの人でも、美容整形の施術などを受けることで、平行型の二重まぶたや末広型の二重まぶたになることができると考えられています。蒙古襞とは、目頭にある涙丘と呼ばれるピンク色の肉を隠している上まぶたのひだのことです。蒙古襞がない人の目頭には、ピンク色の涙丘が見えていますが、蒙古襞がある人は、涙丘が蒙古襞で隠れていて、指やテープなどで引っ張らないと涙丘が見えないといわれています。

二重まぶたにする方法1マッサージ

一重まぶたの人が、二重まぶたになる方法として、マッサージを行うことが有効と聞いたことがあるかもしれません。まぶたのマッサージを行うことで、まぶたの筋肉がついたり、まぶたの脂肪が燃焼したり、血行がよくなったりして、まぶたのむくみが解消されるといわれています。結論から申せば、マッサージを毎日行っても一重まぶたの人が二重まぶたになることはないと考えられています。たしかに、まぶたのマッサージを毎日行えば、目の周辺のリンパの流れがよくなり、まぶたのむくみは改善が期待できるでしょう。しかしながら、マッサージを毎日行っても、一時的に二重まぶたになることはあるかもしれませんが、一重まぶたの人が二重まぶたになることは考えられないとされています。

もしも、まぶたのマッサージを毎日行っていて、二重まぶたになった人がいれば、マッサージを行わなくても、二重まぶたに自然になっていたか、本当は二重まぶたであったのが、まぶたがむくんでいたために、一重まぶたのように見えていた可能性が高いといわれています。また、マッサージを毎日続けていれば、肌が弱い人であれば、まぶたの皮膚が荒れてしまってシワになることやまぶたが分厚くなってしまうことがあるとされています。そして、力を入れすぎてマッサージを行っていれば、まぶたの皮膚が伸びてしまい、たるみやシワ、色素沈着などの原因になり得ると考えられています。

二重まぶたにする方法2二重まぶた用化粧品

二重まぶたにするための化粧品のひとつが、アイプチとされています。さまざまな種類があるアイプチですが、アイテープや液状のりを使用するのが一般的といわれています。アイプチは、比較的に手頃な金額で購入でき、手術を受けることなく二重まぶたにすることが可能なので、利用している人は多いとされています。手軽に二重まぶたにすることができるなどのメリットがあるアイプチですが、さまざまなデメリットもあるので、アイプチを使用するには注意が必要と考えられています。

アイプチのデメリットのひとつは、まぶたの皮膚を接着剤の成分が刺激することでアレルギー反応があらわれ、かぶれたり痒くなったりするおそれがあるといわれています。さらに、こすってアイプチを落としていると、まぶたの皮膚を守っている角質や皮脂も一緒に落としてしまい、何度もくり返していると、色素沈着などを起こす可能性があるとされています。また、アイメイクを行いにくいことや、アイメイクに時間がかかってしまうこともデメリットといわれています。

二重まぶたにする方法3美容整形

美容整形で、二重まぶたにする方法は、さまざまな施術があるとされています。主な施術を紹介します。

埋没法

二重まぶたにする施術として、もっとも一般的な方法といわれているのが、埋没法です。埋没法は、5分から10分程度の施術時間で行え、腫れや痛みが少ないとされています。まぶたの裏から筋肉を糸で結び、二重まぶたを作る方法が埋没法です。

部分切開法

部分切開法は、2mmほど希望する二重まぶたのラインに合わせて切開し、脂肪を除去する方法です。二重まぶたのラインに切開した部位が隠れるので、ナチュラルな二重まぶたを作ることができるといわれています。

全切開法

まぶたの余分な脂肪や皮膚を切除するために、希望する二重まぶたのラインを全て切開するのが、全切開法です。実年齢よりも上に見られる人や上まぶたのたるみを気にしている人、はっきりとした二重まぶたになりたい人などに適しているといわれています。埋没法に比べ取れる可能性は少なく、経年に寄る二重幅の変化も少ないです。

目頭切開法

蒙古襞が目立っている場合に、きれいな平行型の二重まぶたに埋没法だけでするのが難しいケースがあるとされています。目頭の二重まぶたを蒙古襞が隠してしまうことが原因となるので、蒙古襞を切除するために、目頭切開法を行います。蒙古襞を除去すると、左右の目の間隔が狭くなるので、切れ長で大きな目である印象を与えることができるといわれています。必ず平行にできるわけではありませんが、平行型に近づけることは可能です。

目尻切開法

目尻切開法では、5mmほど目尻を切開し、上まぶたと下まぶたを外側に引っ張りながら縫い合わせます。目頭切開法を行えば、切れ長で大きな目である印象を与えることが可能とされています。

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