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薄毛の症状と原因と予防

更新日:2017/08/29 公開日:2017/08/29

薄毛には、男性型脱毛症や円形脱毛症、びまん性脱毛症などさまざまな種類があります。種類によって原因が異なり、生活習慣が大きく関係するものが男性型脱毛症とびまん性脱毛症です。薄毛を防ぐために、原因や予防について確認しておきましょう。

薄毛の種類

薄毛の原因となる代表的な病気が男性型脱毛症とびまん性脱毛症です。男性型脱毛症の原因は男性ホルモンが変化したDHTが毛乳頭細胞に悪影響を及ぼすことで、女性に多いびまん性脱毛症でも同じ原因であることがあります。これを女性男性型脱毛症と呼ぶこともあります。これらの脱毛症は、男性ホルモンだけではなく、生活習慣に起因した原因が重なることで発症するといわれています。

なお、AGA(Androgenetic Alopecia)という言葉がありますが、これは男性型脱毛症のことを指しています。AGAは30~50代の男性に多く見られ、髪の毛が細く短く変化していき、薄毛が次第に目立つようになります。最近では20代のAGAも増えてきていると言われています。

薄毛の主な4つの原因

薄毛とは髪の量が少なくなったり細くなったりすることで、地肌が透けて見える状態で、さまざまな原因があげられます。ただし、薄毛の原因に該当していなくても、髪は1日あたり50~100本は自然に抜けており、抜け毛が目立つことが必ずしも薄毛に繋がるとは限りません。1日に200本以上といった極端に大量の髪が抜けている場合は、薄毛に繋がる可能性があります。直接的なもの、間接的なもので考えられる薄毛の原因には以下のものがあります。

血行不良

毛乳頭と呼ばれる部分の毛細血管が髪に栄養を補給しています。この毛乳頭に十分な栄養が供給されなくなると、健康な髪を育てることができなくなり、薄毛に繋がりやすくなる可能性があります。血行不良は、冷えや喫煙、過度の飲酒、ストレスなどさまざまな原因で起こるので注意が必要です。

男性ホルモン

毛乳頭が健康な状態でなければ、健康な髪を育てることができません。男性ホルモンの中でもDHT(ジヒドロテストステロン)は、毛乳頭細胞の分裂を阻害するといわれています。男性ホルモンを持っていれば必ず薄毛になる訳ではありません。男性ホルモンの影響を受けやすい体質の人が、薄毛に繋がりやすいとされています。

頭皮の緊張

頭皮がつっぱって緊張すると、頭がい骨と頭皮の間の血流が低下し、毛乳頭の働きが悪くなるという説があります。

皮脂の過剰分泌

過剰に分泌された皮脂が毛穴につまり、炎症などを引き起こすことで髪の成長が妨げられ、薄毛に繋がるといわれています。但し炎症を引き起こすほどの皮脂過剰になる人は希です。

薄毛は遺伝するのか

薄毛は遺伝的要因が高いといわれています。これは、髪が生えにくくなるのではなく、男性ホルモンの影響を受けやすい体質が遺伝することで、薄毛に繋がると考えられています。しかしながら、薄毛は遺伝だけではなく、皮脂の過剰分泌や血行不良などさまざまな原因が重なることで起こるものであるため、全身的な薄毛対策をすることで、予防できる可能性があります。

市販の育毛剤に効果はあるのか

市販の育毛剤の使用は、薄毛が気になり始めたときに比較的手軽にとれる対策といえるでしょう。気になるのはその効き目です。

一般的に、育毛剤には次のような働きが期待されています。
・頭皮における雑菌の繁殖や炎症を抑え、髪が成長しやすい環境を整える。
・頭皮の血行を促進することで毛根に栄養を送り込む
・頭皮の新陳代謝を促すため、毛乳頭細胞に働きかける。

このような働きによって育毛剤は、現在生えている髪の成長を促し、脱毛を抑制することが期待できます。育毛剤には医薬部外品に指定されているものもあれば、医薬品に指定されているものもあります。この点は、ほとんどが医薬品に指定されている「発毛剤」との違いです。発毛剤はリアップが有名ですが、他の一般的な育毛剤に比べてしっかりとした医学的根拠を有した成分である成分が配合されています。

育毛剤・発毛剤の成分には次のものがあります。

・ミノキシジル
もともと降圧薬として開発され、多毛の副作用が現れたことがから発毛剤としての開発が進みました。ミノキシジルは一般用医薬品としても販売されていますが、AGA治療を行う皮膚科やクリニックを受診すれば医療用医薬品を処方してもらえます。一般用医薬品のミノキシジル含有量が約1~5%なのに対して、医療用医薬品ではそれ以上のものもあるようです。含有量だけでなく精製の違いによって浸透力を高めているものもあります。

・塩化カルプロニム
塩化カルプロニムには毛細血管を拡張し、頭皮の血行を促進します。含有量は一般用医薬品が約2%なのに対し、医療用医薬品では約5%となっています。

より高い効果を期待するなら、育毛剤・発毛剤はドラッグストアで購入するよりも、医療機関を受診して処方してもらうのがよいでしょう。

薄毛の予防・対策法は?

正しいシャンプー法

薄毛を防ぐために、まずは正しいシャンプーの方法を身に付けてください。頭皮を清潔に保つことが薄毛予防に繋がりますが、ゴシゴシと爪を立てて洗ってしまうと、頭皮が傷ついて肌トラブルが起こるおそれがあります。また、十分にすすがないとシャンプーの洗浄成分が頭皮に残り、かゆみやフケなどを引き起こす可能性もあります。さらに、自分の肌に合っていないシャンプーを使用することも頭皮のトラブルや薄毛に繋がるのです。シャンプーは、弱酸性のもので、なおかつアミノ酸系の界面活性剤を使用したものがおすすめです。

それでは、正しい洗髪方法を解説します。まず、髪をブラッシングして整え、ぬるま湯で洗いましょう。マッサージするように優しく丁寧に洗うことが大切です。次に、シャンプーを少量ずつ髪につけて、しっかり泡立ててください。シャンプーをしたら、丁寧にすすぎ、続いてコンディショナーやリンスなどを使いましょう。リンスやコンディショナーをすすいだら、洗髪は完了です。

洗髪後は、髪をしっかり乾かしましょう。自然乾燥させてしまうと、頭皮が蒸れてかゆみやフケを招きます。ドライヤーを15cm程度離し、全体をまんべんなく乾かすことが大切です。

生活習慣を整える

喫煙や過度の飲酒、睡眠不足などは全身的な健康を阻害し、ひいてはそれが毛髪の血行不良にも繋がります。中でも睡眠不足は髪の成長を抑制してしまうことに繋がるので注意が必要です。夜は髪がもっとも成長する時間帯であるため、昼夜逆転の生活は避けて、規則正しい生活をおくることを心がけましょう。できるだけ喫煙は控え、飲酒はほどほどにすることも大切です。

また、できるだけストレスを受けないように生活することが大切です。ストレスは、自律神経やホルモンバランスを乱し、血行不良を招きます。その結果、毛乳頭に十分な血液が行き届かなくなり、薄毛のリスクが高まります。十分な睡眠をとる、趣味に没頭する、運動するなどしてストレスを解消させましょう。

効果的な食べ物

薄毛の改善を目指す人は、どのような食事を心がけるのがよいのでしょうか。

・タンパク質
髪の約90%はケラチンというタンパク質からできています。ケラチンの元となるのは、体内で合成できない必須アミノ酸のひとつである「メチオニン」です。メチオニンは肉・魚・大豆製品などに含まれるタンパク質から摂取することができます。毎日の食事に良質なタンパク質を意識的に取り入れることで、髪の材料となる栄養素をしっかり補えば、髪を健康に保ち、脱毛を防ぐことにつながると考えられます。

・亜鉛
亜鉛はストレスによって大量に消費される栄養素です。亜鉛にはハードに仕事をこなす男性は亜鉛が不足する心配があります。薄毛の改善を目指す人に亜鉛が勧められる理由は、亜鉛がタンパク質の合成に関わる栄養素だからです。また、亜鉛には、髪を摩擦や紫外線から守るキューティクルを保護するコラーゲンをつくる働きがあると考えられています。

食事では、髪の主成分であるタンパク質や、健康な髪を育てるために必要な亜鉛などを十分に摂取することを心がけてください。ちなみに、薄毛を防ぐことができる食べ物は存在しません。栄養バランスに優れた食事を心がけることが最善策といわれています。

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