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紫外線によってできる男性のシワ対策

更新日:2017/10/17 公開日:2017/10/17

シワができる原因と、シワを予防する方法について解説します。

シワとは

加齢などの原因にともなって皮膚表面に生じた後天的な変化で、肌に細かい筋目のような溝が形成されたものをシワといいます。病気による皮膚の変化ではありませんが、老化を示す典型的な特徴のひとつとしてあげられます。

近年の研究によると、皮膚の弾力性が失われた箇所と一致してシワの形成がみられることが明らかになってきています。特に、紫外線が多くあたる部位は皮膚の弾力性が低下しやすい場所でもあります。皮膚に紫外線があたると、皮膚組織の中の真皮層を構成する弾性線維に構造的な変化が生じ、それによって皮膚の弾力性が低下すると推測されています。そのため、紫外線の影響によりシワができやすく、かつ、シワの深さも深くなりがちであると考えられています。

シワの種類

シワは、シワのできるきっかけや、皮膚表面に形成された溝の深さによって、次のように分類されます。

・表皮性のシワ
いわゆる小ジワで、ちりめんジワとも呼ばれることがあります。細かく浅いシワとして、主に目元や目じりなどにみられます。加齢によって表皮の角質細胞内にあるアミノ酸や、角質同士を結合する働きをしている細胞間脂質が減少するために、肌の保湿力が低下しがちになります。それによって肌が乾燥しやすくなり、表皮性のシワが生じるといわれています。

・真皮性のシワ
一般的にシワと呼ばれるものの多くは、この真皮性のシワだといわれています。加齢や光老化によって、真皮内にあるコラーゲン線維やエラスチンなどの弾力線維に変性が生じて弾力性を失うことで起こると考えられています。

・たるみ
ほうれい線や目の下などに現れる深いシワで、皮下脂肪が下垂したり萎縮したりすることも含め、皮膚が垂れ下がることによって生じるものです。加齢により骨の減少、結合組織のゆるみや表情筋の衰えなどが起こり、それが重力によって皮下脂肪とともに垂れ下がることで深いシワが形成されるとされています。

シワの原因

おでこや目元など顔の上面にみられるシワには、次のようなものが成因となるといわれています。
・重力
・皮膚の変性
・脂肪の減少によるたるみ(下垂)
・表情筋の衰え
・真皮層の菲薄(ひはく)化、弾力性の低下
・皮膚の乾燥

なかでも、前述したように皮膚の弾力性低下がシワの形成に大きく関与していることが解明されてきています。皮膚の弾力性は、真皮の弾性線維が変性することによって起こると考えられています。そして、そこに大きく関わっているのが紫外線への曝露 です。

皮膚が老化する原因として、年齢を重ねることによって内分泌機能や免疫機能が衰える生理学的なものがありますが、それとともに皮膚の老化原因として知られているものに「光老化」と呼ばれるものがあります。多くの時間直射日光を浴び、紫外線にさらされることによって、皮膚組織のなかで酸化が起こることもまた、皮膚の老化につながるといわれています。

シワの対策方法

シワの予防には、皮膚が老化する原因のひとつである光老化の予防を行なうことが肝要です。そして、光老化を予防するには、紫外線の曝露を遮断することが必要です。

光老化は、紫外線の曝露を受けた時点ですぐに生じるというのではなく、何年にもわたって受け続けたダメージの蓄積がある一定レベルを超えると生じるといわれています。したがって、年齢的に早い段階から紫外線対策をしっかりと行なうことは、紫外線によるダメージの蓄積を少なくし、皮膚の老化を遅らせることにつながると考えられます。

紫外線の対策方法

紫外線の予防方法としては、サンスクリーン(日焼け止め)を使用するものがよく知られています。また、日中の紫外線が強くなる時間帯の外出を避けるようにすることや、できるだけ肌の露出を避け日光にさらされる部分を少なくすることなども、予防方法としてあげられます。女性に多くみられる日傘も紫外線防御策として推奨されていますが、つばの広い帽子や長袖服の着用をするという方法で紫外線を防ぐことも一案です。

日焼け止めの選び方

日焼け止めを選ぶ際には、日常紫外線を浴びる量や自分の肌タイプを考慮して選ぶことが大切です。屋外での活動が長時間にわたる場合には、より強力な遮光効果がある日焼け止めを、紫外線量がそれほど多くはない場合にはマイルドな遮光効果がある日焼け止めを選ぶようにするのが選び方の基本です。

遮光効果の強さは、日焼け止めの「SPF値」と「PA値」との2つの数値によってあらわされます。SPF値は、日焼けをした後に肌が赤くなることを防ぐ効果の強さをSPF18〜SPF50までの数値で示しています。また、PA値は、日焼けをした後に肌が黒くなることを防ぐ効果の強さを(+)〜(+++)の指標で示しています。

日焼け止めを選ぶ際のおおよその目安としては、次のとおりです。
・日常生活レベルの紫外線量…SPF18〜20、PA++
・屋外のレジャーや野外スポーツで受ける程度の紫外線量…SPF30前後、PA++〜PA+++
・海水浴のときに受けるくらいのかなり強い紫外線量を受ける場合…SPF50、PA+++

また、日光過敏症や、紫外線のダメージを受けやすい肌タイプの場合にも、強い遮光効果がある日焼け止めを使用するのがおすすめです。ただし、遮光効果が高いタイプほど肌への負担が大きいために、かぶれや吹き出物などの肌トラブルが起こる原因になることも考えられます。天候や季節、外出する時間帯など、そのときの状況に応じて複数のタイプの日焼け止めを使い分けるようにするのがおすすめです。また、新しい日焼け止めを使用する際には必ず事前に目立たない箇所に少量を塗ってカブレなどを起こさないかを確認するようにしましょう。

 

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