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病院でのAGA治療にかかる費用

更新日:2017/09/19 公開日:2017/09/19

男性にとって髪の毛の悩みは深刻です。特に20代から髪の毛が薄くなり始めると、「自分の髪の毛はどうなってしまうのか? 将来は完全にハゲてしまうのだろうか?」と不安になります。若い人の薄毛のことを「若ハゲ」と呼ぶことがありますが、若ハゲは医学的な用語ではありません。若い内から髪の毛が薄くなることを若年性脱毛症といいます。そして、若年性脱毛症は、AGA(男性型脱毛症)というタイプであることが多いといわれています。AGAは治療の対象となります。ここでは主にAGAの費用について見てみましょう。

AGAの治療が必要な人

若い内から髪の毛が薄くなり始める人はAGAの可能性があります。そして、AGAであるなら、治療によって進行を遅らせるという選択肢があります。医療の力を借りて薄毛の進行を止めるのです。そこでまず、AGAの治療が必要な人とは、どのような人なのかを確認しておきましょう。

病院で治療を受けるかどうかのひとつのポイントが抜け毛です。抜け毛がどの程度進行しているかを確認することが大切です。ただし、抜け毛の量には個人差があるので、「何本以上の抜け毛があれば治療を受けるべき」といった明確な基準はありません。もともと髪の量が多い人は抜け毛も自然と多くなりがちです。反対に、もともとの髪の量が少ない人は、比較的少ない量の抜け毛であっても注意が必要なことがあります。

また、抜け毛をよく観察し、しっかりした髪質なのか、それともコシやハリが失われ、細くて弱々しい髪なのかを確認しましょう。自分のもともとの髪の量に比べて抜け毛が多く、その上、髪の質が弱々しく変化しているようなら、早めの対策を検討するとよいでしょう。

AGAの治療は保険適用外?

AGAの治療は医療行為に含まれます。しかし、保険適用外のため全額自己負担となります。保険適用とならない治療のことを自由診療といい、医療機関ごとに料金を設定します。保険適用の治療であれば、日本全国どこの病院で治療しても費用は同じですが、自由診療は医療機関によってまちまちです。つまり、同じような治療を受けた場合でも、リーズナブルな病院もあれば比較的割高な病院もあるということです。

自由診療の治療には、例えば美容整形があります。美容整形は身体の機能が損なわれてそれを回復させるために治療を行うのではなく、機能は正常だが、見た目をより美しくするために治療を行います。このような場合は保険適用とはならず、AGAの治療もまた、機能の回復ではなく見た目の向上を目的としているために保険適用とはなりません。

AGA治療は病院とクリニックで受けられる

抜け毛が多い、髪の毛が薄くなってきた、という悩みのある人は医療機関でのAGA治療という選択肢があります。そして、AGAの治療は保険適用外の自由診療のため、医療機関によって料金がまちまちであることを確認しました。この点を踏まえた上で、次に考えるべきはどこで治療を受けるのかです。

頭皮の状態を良好に保つことで髪が生えやすい環境を整える育毛サロンもありますが、育毛サロンは医療機関ではないため、ここでは病院とクリニックに絞って解説します。

病院の一般的な皮膚科

病院でAGAの治療を受ける場合は一般的な皮膚科を受診し、外来で治療を受けることになります。既に別の病気で通院している、定期的に検査を受けている、信頼できるかかりつけ医がいる、という人はまずは身近な病院に相談するのもよいでしょう。一般的な皮膚科ではプロペシアなどの治療薬による治療を受けることができます。ただし、一般的な皮膚科にはAGA以外の患者さんも多く訪れ、主治医もAGAの治療が得意分野とは限りません。進行を遅らせるための治療は受けられるものの、もっと積極的に発毛を促したいという人はAGAに特化したクリニックを探してみるとよいかもしれません。

AGAの治療に特化したクリニック

医療機関の外来でAGAの治療を行うという点では一般的な皮膚科の場合と同様ですが、AGAの治療に特化したクリニックは基本的にAGAの治療に精通した医師が治療に当たります。得られる情報や治療法も最新のものであることが多いといえます。また、単に現状維持を目指すだけでなく、積極的に発毛を促すような治療も行われています。一般的な皮膚科では行わないような精密検査を行ったり、頭皮に有効成分を注入する治療を採用していたりします。最新の治療を受ければ、それだけ望ましい結果が得られる可能性が高くなるかもしれません。ただし、注意が必要なのは、最新の治療は効果や危険性に関するデータが十分ではない場合があること、費用が高額になりやすいことです。

以上のように、AGA治療における一般的な皮膚科と専門クリニックを比較してみました。あくまでも一般論なので、中には病院の皮膚科でAGAの治療に非常に力を入れているところもあります。おすすめは、医療機関のサイトを確認して、どの程度AGAの治療に力を入れているかを確認することです。可能であれば地域の口コミ情報も集めるようにしましょう。そうして得られた情報を把握し、医師がAGAの治療に精通しているかどうか、自分が望む治療を行っているかどうか、など比較をして、最も自分に適した医療機関を受診するようにしましょう。

AGA治療を受けるときの費用の目安

AGAの治療は完治を期待できるものではなく、早期に開始することでできるだけ進行を抑えるためのものです。そのため、「1回治療を受ければそれで終わり」というものではなく、定期的に治療を続けていく必要があります。そのため、AGAの治療における費用の相場が知りたい、自分のケースではどれくらいの値段になるのか目安を知りたい、という人は1回の治療の料金がいくらかではなく、年間でどれくらいの費用がかかるのかをあらかじめ把握しておくことが大切になります。治療内容にもよりますが、一般的には治療費は平均すると月々3万円程度、年間で30万~40万円程度とされています。次に解説するジェネリックと医療費控除の活用によって少しでも費用を抑えられるように工夫するとよいでしょう。

ジェネリックを活用

AGAの治療に用いられる治療薬にプロペシアがあります。プロペシアはもともと前立腺疾患の治療薬として開発されえましたが、毛髪が増える、脱毛が減るといった副作用が確認され、後にAGAの治療薬として用いられるようになりました。プロペシアは短期間に効果を実感できる薬というよりも、長期的に用いることで進行を抑える薬です。使用を中断すると脱毛が増えてしまうといわれています。

プロペシアは内服薬です。毎日服用する必要がある薬なので小さな価格の違いが長期的には大きな違いになります。そこで注目されているのがジェネリックです。国内でプロペシアのジェネリック医薬品が承認されたのは2015年2月のことでした。当初、プロペシアは1錠250円でしたが、ジェネリックの登場によって価格が下がり、多くの製薬会社の参入によって、現在ジェネリックの相場は1錠あたり134円~175円とも言われています。このようにジェネリックの登場によって、AGA治療は以前に比べて少なからず継続しやすくなったといえるでしょう。

ただし、プロペシアまたはプロペシアジェネリックには副作用も報告されているので注意が必要です。プロペシアはそこに含有されるフィナステリドという成分を6か月以上継続して服用したときに効果が期待できるとされています。このフィナステリドの代表的な副作用がED(勃起機能障害)です。男性にとって抜け毛の予防は重要ですが、勃起機能も重要です。異常が認められる場合は服用を止めて医師に相談する必要があります。

医療費控除を受ける方法

これはAGAの治療に限ったことではありませんが、ある特定の治療に対する家族全員の治療費が10万円を超えると、費用の一部が戻ってくる制度があります。これを医療費控除といいます。

医療費控除の条件は、
・医師または歯科医師による診療または治療の対価
・治療または療養に必要な医薬品の購入の対価
となっています。例えば、上で述べたプロペシアは医師の処方によって購入できる治療薬であり、この条件にあてはまることになります。ただし、AGA治療で医療費控除を受けられるかどうかは所轄税務署の判断であるともいわれています。もっとも確実なのは、治療を受ける医療機関に医療費控除について相談することでしょう。同様の希望を持つ患者も多いため、適切な助言を得られるはずです。

AGAの治療で失敗しないためには

AGAの治療で失敗しないためには、まず治療の開始が遅すぎて治療の選択肢が限定されてしまうのを防ぐことが大切です。薄毛の進行が始まったばかりであれば、薬剤を用いた治療を行うことができます。しかし、薄毛がかなり進行してしまってからだと、自毛植毛という治療法しか選択できないこともあります。

次に治療を継続することが重要になります。AGAの治療は完治を期待できるものではなく、進行を遅らせることが主な目的になります。そして、一時的に治療の成果が出ても、治療を中断するともとに戻ってしまいます。AGA治療で失敗しないためには、早期に治療を始めるとともに、これを継続し続けることが大切になります。

このようにAGAの治療に完治がなく、治療の継続が前提になるとすれば、当然のことながら医療費を払い続ける必要があるということです。ここでは、主にAGA治療における治療費の問題を取り上げましたが、それがなぜ重要なのかというと、医療費を払い続けられる経済状況がなければ治療を継続できず、治療が失敗に終わってしまうからなのです。AGAの治療を検討する際は、治療に期待できる効果だけでなく、その治療がいくらくらいになるのかを徹底して調べ、長期的な治療計画を立てて治療法を選択することが大切です。

一般的に皮膚科で治療を受けるよりも、専門のクリニックで治療を受ける方が治療費が高額になる傾向があります。専門のクリニックであれば治療の選択肢も増えるので、経済的に治療の継続に問題がなければ魅力的な選択肢となります。反対に、治療を開始しても後々継続できなくなることが予想される場合は、まずは一般的な皮膚科の相談し、治療の継続が可能な範囲で治療方針を決めるのもよいでしょう。

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