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AGA治療はいつまで続けるべき?

更新日:2017/09/19 公開日:2017/09/19

AGA(男性型脱毛症)の進行を抑え、発毛を促す手段として知られるAGA治療ですが、気になるのは治療をいつまで続けたらよいのかです。ここではAGA治療の特徴を確認し、いつまでAGA治療を続けたらよいのか、続けるためには何に注意したらよいのか、について見てみましょう。

AGA治療を開始するタイミング

薄毛や抜け毛に悩んでいる人の多くはAGA(男性型脱毛症)の可能性があります。特に、20代で髪の毛が薄くなる若年性脱毛症はAGAの可能性が高いと考えられえています。AGAが進行し、髪を生やす能力が失われた後では治療の選択肢はかつらや自毛植毛などに限られてしまいます。まだ髪を生やす能力が保たれている内に治療を開始すれば、進行を遅らせて発毛につなげることもできます。

「抜け毛が増えてきた」「髪の薄さが目立ち始めた」と感じたら、病院の皮膚科や、AGA治療に特化したクリニックを受診し、治療を受けるとよいでしょう。

血液検査とは

AGAの診断に血液検査が役立てられています。血液検査ではAGAと関連が深い男性ホルモンのテストステロンの量を調べます。血液中のテストステロンは治療方針を決定する際の参考になります。また、薬を使用したときの効果や副作用を予想する手掛かりにもなります。

遺伝子検査とは

AGAであるかどうかは、薄毛の原因が男性ホルモンなのかそうでないのかによって決まります。そのため、AGAの診断においては、遺伝子検査によって男性ホルモンの感受性を調べ、AGAになりやすい体質かどうかを確認して確定診断を行うことがあります。遺伝子検査で男性ホルモンが薄毛の原因であることがはっきりすればAGAということになります。遺伝子検査はフィナステリドの感受性を調べ、有効な治療法を選ぶのにも役立ちます。なお、遺伝子検査は口内粘膜を採取して行うので時間がかかりませんが、検査結果が出るまでには1か月程度を要します。

病院の皮膚科やクリニックを受診し、血液検査や遺伝子検査、そして、実際に頭髪の後退具合を確認するといった方法で診断を行い、はっきりとAGAであることが分かった段階がAGA治療を開始するタイミングといえます。

AGA治療は続けることが大切

AGA治療は効果を実感できるまでにある程度の期間が必要になります。髪が太くなる、髪のハリ・コシが改善する、といった効果がいつ頃、どの程度現れるかには個人差があります。一般的には6か月程度治療を続けることで改善が見られると考えられています。

AGA治療によって薄毛が改善した場合でも治療を継続する必要があります。薄毛や抜け毛の改善はあくまでもAGA治療に用いる薬によってもたらされたものであり、体質そのものが改善したわけではないからです。AGA治療の効果が持続する期間は3か月から6か月程度と考えられています。これ以上の期間を空けると再び抜け毛が増え、1年ほどで元の状態に戻ってしまうといわれています。AGA治療によっていったんは改善した薄毛、抜け毛は治療の中断によって再発してしまいます。再発を防止するには計画的な治療の継続が求められます。

AGA治療はやめられないって本当?

このようにAGA治療の効果は治療を継続する間しか持続せず、治療を中断すると元に戻ってしまう性質のものです。つまり、AGA治療の効果を持続させようと考えるなら、治療を継続するほかありません。「AGA治療はやめられない」といった声が聞かれるのはそのためです。AGA治療は中断すると薄毛が元に戻ってしまうため、発毛を目指す場合はもちろんのこと、維持を目指す場合でもやめられないのです。特に治療の中断による影響を受けやすいのが薬を用いた治療です。

ミノキシジルの外用療法

AGA治療における外用療法の第一選択となるのがミノキシジル外用液の外用療法です。ミノキシジルを1年以上長期投与した場合、プラセボと比較して有意に発毛が促進されるとされています。ただし、ミノキシジルによってヘアサイクルが改善しても使用を中断すると元に戻ってしまいます。

フィナステリドの内服療法

フィナステリドの内服療法はAGA治療における内服療法の第一選択で、フィナステリドを含む代表的な薬にはプロペシアがあります。フィナステリドの内服薬には、テストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変換されるのを防ぐ働きがあり、抜け毛の改善を期待できます。しかし、内服を中断すると毛根のコンディションが元に戻り、再び抜け毛が増えてしまいます。

また、フィナステリドに次ぐ第二のAGA治療薬といわれるデュタステリドもテストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変換されるのを防ぎます。フィナステリドが5α-還元酵素のII型を抑制するのに対し、デュタステリドはI型とII型の両方を抑制するため効果が高いともいわれています。内服の中断によって抜け毛が増える点は同様です。

AGA治療を続けるための対策

AGA治療は、有効性が認められているミノキシジルの外用療法とフィナステリドもしくはデュタステリドの内服療法が中心になります。いずれも継続して薬を使う必要があります。AGA治療の効果を継続するためには、一生薬と付き合っていくことが求められます。AGA治療を続けるには次の点に注意が必要です。

定期的に通院し、薬を使い続ける根気のよさが必要

ミノキシジルの外用療法とフィナステリドの内服療法は中断すると効果がなくなり、元の状態に戻ってしまいます。月に1回程度通院を続け、根気よく薬を使い続ける必要があります。継続する自信がない人の中には、自毛植毛やかつらの方が向いている人もいることでしょう。自分の価値観やライフスタイルを考慮し、治療を継続できるかどうかを含め、医師とよく相談して治療方針を決めましょう。

治療を継続するための経済的な負担に備えることが必要

ミノキシジルの外用薬は月に7,000円~1万3,000円程度、フィナステリド配合の内服薬は月に5,000円~7,000円程度の費用がかかります。治療を継続する限りこの出費は続きます。治療の継続を望む場合は、あらかじめこうした経済的な負担に備えておくことが大切です。

このように、AGA治療をいつまで続けるかについては、効果の持続を求める限りは一生続けるもの、という理解が大切です。AGA治療はAGAの進行を抑える有効な手段となるものですが、継続できるかどうか、自分に向いているかどうかをよく検討してから治療を開始することをおすすめします。

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