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ニキビの芯はとってはいけない!

更新日:2018.03.08
公開日:2014.02.27
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この記事の監修者
東京警察病院 医師 澤田彰史

ニキビの芯を無理に手で取ってしまうと、毛穴の内部に傷ができ、そこから雑菌が入って、ニキビが悪化してしまう原因になることがあります。洗顔で徐々に取り除くか、どうしてもとりたい場合は皮膚科の診療を受けましょう。

ニキビの芯

ニキビの芯とは

ニキビの芯とは、「ニキビとは」で説明した「角栓」のこと。「ニキビの元」と言うことができるでしょう。ニキビの元ということは、とっちゃった方がいいのでは? と思われるかもしれません。

ですが、それは間違い。無理に手で取ってしまうと、毛穴の内部に傷ができ、そこから雑菌が入って、ニキビが悪化してしまう原因になることがあります。

但し、ニキビの進行具合によっては、自分で取り除く方法がないわけではありません。

最終的な、赤くなってしまったニキビのことを「赤ニキビ」と呼び、その前の段階、角栓ができた段階を「白ニキビ」と呼びます。白ニキビの段階なら、芯をとることでニキビを治すことが可能です。

 

洗顔をしっかりして取り除きましょう

しっかりと洗顔料を泡立てて細かい泡をつくり、正しい洗顔方法で洗顔をしていれば、細かい泡が毛穴に入り込み、ニキビの芯も徐々に取り除いてくれます。

どうしても、ニキビの芯に気づいてしまうと、一気に取り除きたい衝動に駆られてしまいますが、ここはグッと我慢。日々のケアで少しずつ改善していきましょう。

どうしてもとりたい場合は

そうはいっても、ニキビの芯をすぐにとってしまいたい時もあるかもしれません。そういうときは、皮膚科の医師に診てもらうのが良いでしょう。

ニキビの治療を行っている皮膚科にはニキビの芯を取る専用の器具が揃っており、ニキビの芯を除去する治療を行ってくれます。

但し、ニキビの進行具合などによっては、芯をとることが最適な治療法ではない場合があります。ニキビの芯をとるのは、あくまでもニキビを治すため。医師の診察をしっかり受け、よく相談して、自分のニキビに一番合った治療法を行ってもらいましょう。

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