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帽子を被ると、どれだけUVカットできるのか?

更新日:2017.06.07
公開日:2014.03.27
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この記事の監修者
東京警察病院 医師 澤田彰史

健康的な肌を保つためには、男性にも紫外線対策が欠かせません。そこで今回は、男性が手っ取り早く取り入れられるUVケアアイテムとして帽子を取り上げ、UVカットに効果的な帽子の形や素材などをご紹介していきます。

帽子

男の肌は老化しやすい?

 男性の皆さんの中には、日焼けをすることに無頓着で、紫外線対策の習慣がない方が多いかもしれません。でも日頃からファンデーションを塗ったり、UVケアをきちんと行ったりしている女性に比べて、無防備に紫外線を浴び続けている男性の肌は、老後にシミやシワ、たるみなどが目立ちやすい傾向があります。健やかな肌を保つためには、男性も是非、紫外線対策を行っていきましょう。

紫外線対策に効果的な帽子の形は?

紫外線対策には、さまざまな方法がありますが、男性の皆さんにも、手っ取り早く取り入れられる方法としてオススメしたいのは「帽子をかぶること」です。

帽子というと、野球帽やサンバイザーを好む方もいるかもしれませんが、これらのものは、つばが顔の前面にしかないため、側面からの紫外線を防ぐ効果はあまり期待できません。しっかりと紫外線を防ぐためには、つばが全周に付いているタイプの帽子がオススメです。つばの長さは7センチ以上のものなら、顔に当たる紫外線を65%カットできると言われています。

帽子の素材や色も意識しよう

紫外線をしっかり防ぐためには、帽子の素材にも気をつけたいものです。夏によく見られる帽子の素材は、ポリエステルで、この素材にはUV−Bを吸収する効果があります。ただし吸水性がないので、汗を吸いにくいのが難点です。

一方汗を吸いやすい素材と言えば綿ですが、綿には紫外線を吸収する効果がありません。ですから、ポリエステルと綿を混紡した素材の帽子を被るのが良いでしょう。

最近では紫外線対策に黒が良いというイメージがありますね。でも黒は、紫外線だけでなく、赤外線も吸収し、熱を溜め込みやすい特ちょうがあるので、夏場の屋外活動に黒い帽子を被ると、熱中症を誘発してしまうことがあります。夏場に被る帽子は、外側は光を反射・散乱させやすい白で、内側に薄く色がついたものがオススメです。

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