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肌の乾燥が原因!? 角栓と乾燥肌の関係

更新日:2016.12.09
公開日:2014.05.23
ドクター画像
この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

角栓は、皮脂の過剰分泌が主な原因ですから、脂性肌の人だけのものだというイメージがあるかもしれません。しかし、乾燥肌でも角栓はできるのです。ここでは、ドクター監修のもと、肌の乾燥による角栓のできやすさについて、詳しく解説します。

乾燥肌でも角栓ができるメカニズム

角栓は、皮脂の過剰分泌が主な原因ですから、脂性肌の人だけのものだというイメージがあるかもしれません。しかし、乾燥肌でも角栓はできるのです。それどころか、乾燥肌の人のほうができやすい場合もあります。

なぜ、肌が乾燥しているのに角栓ができるのでしょうか。

肌は乾燥すると外部からのダメージを受けやすく、傷つきやすい状態になります。肌はダメージを受けると修復しようとして、新しい皮膚の細胞をどんどんつくろうとします。

ですが、急ごしらえの細胞は完全な状態にはならず、剥がれ落ちやすくなってしまいます。この角質が毛穴に溜まり、角栓となってしまうのです。

乾燥肌の角栓の様々な段階

乾燥肌の角栓には、様々な段階があります。

初期段階では、肌が荒れて毛羽立ったような状態になります。これは、角栓が出来始めた初期段階です。その出来始めた角栓に、さらに角質や古い皮脂がくっつくと、肌がガサガサしたような状態になります。
そして、完全に角質や古い皮脂が溜まった状態になると、白いブツブツになってしまいます。

これらの状態は、みなさんがイメージしている角栓とは少し違う形かもしれませんが、立派な角栓です。しっかり対策をして治すようにする必要があります。

乾燥肌にはとにかく潤いを

乾燥肌でも角栓ができやすい、というメカニズムはおわかりいただけたと思います。では、角栓ができないようにするためにはどうすればよいのでしょうか?

やはり、第一に言えるのは「肌に潤いを与える」ということです。化粧水や保湿クリームを使うのが効果的ですが、最初はすぐに水分が飛んでしまい、意味がないように思えてしまうかもしれません。

ですが、こまめに保湿をしていれば、肌の細胞のターンオーバーも徐々に正常に行われるようになり、だんだん肌が正常な状態になっていきます。

いままでずっと乾燥肌だったものが、急に正常な状態に戻るというのは、よく考えればあり得ないことです。最初は効果がないように思えても、我慢して努力を積み重ねていけば、必ず健康な肌を得ることができます。

乾燥肌の方は、とにかく「こまめな肌への水分補給」を心がけてください。

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