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なぜ顔にイボができるのか

更新日:2017/08/22 公開日:2014/07/23

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イボはウイルス性のものと加齢によるものがある

イボは、正式には「疣贅(ゆうぜい)」と言います。顔にできるイボには、ウイルス感染によるイボと、加齢によるイボの2種類があります。

イボの原因になるウイルスは「ヒトパピローマウイルス(ヒト乳頭腫ウイルス)」と呼ばれ、100種類以上の型が存在することが確認されています。

イボは手や足にできやすいものですが、顔にもできてしまうイボもあります。顔にできるイボには主に3種類あり、ウイルス性の「尋常性疣贅」と「扁平疣贅」、加齢による「老人性疣贅」があります。

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)

ヒトパピローマウイルスの2型・27型・57型の感染で起こる、最も一般的なイボです。外部からの物理的な刺激でできた外傷から、ウイルスが皮膚内に入り込むことにより発症します。このことから、外傷を受けやすい手や足、顔にできやすいイボです。

気になるからといって自分でいじったり、削ったりするとウイルスが広がり、イボがどんどん増殖します。かと言って、放っておいても自然治癒はせず、むしろ増殖します。ウイルスを他人に移してしまう危険性もありますので、早期の治療が必要になります。

扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)

顔や手にできやすく、青年期に見られることが多いため「青年性扁平疣贅」とも呼ばれます。しかし、子どもや中年でも発症します。こちらも小さな傷からウイルスが入り込むことにより起こるウイルス性で、ヒトパピローマウイルスの3型・10型の感染で起こります。

見た目は肌色〜褐色で、名前の通り扁平に隆起し、一度にたくさんできるのが特徴です。皮膚を爪で引っ掻いた後に、線状に並んでできることもあります。

赤みやかゆみなどの炎症反応が起きることがあり、ニキビと間違えやすいイボです。この炎症反応は治る前兆で、症状が出てから1〜2週間で治ることが多いようです。

老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)

医学的には「老人性角化腫」とも呼ばれ、加齢による皮膚の老化によりできる茶褐色〜黒色のイボです。顔以外にも全身にでき、放っておくと年々大きくなり、数も増殖します。ただし、あくまで皮膚の老化であり、悪性ではないので、無理に除去する必要はありません。

老人性疣贅は、遺伝的要因や日光による皮膚の老化などが原因ではないか、と言われています。顔は日光の当たりやすい場所なのでできやすく、高齢者に多いイボですが、若い人にできることもあります。

また、老人性疣贅と見た目が似たような疾患の中には「悪性黒色腫」、「基底細胞癌」などの悪性腫瘍や癌もあります。心配なら皮膚科の検診を受けたほうがよいでしょう。

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