美容・健康の悩みを少しでも解消し、前向きな毎日を提供する

毛を抜いてしまう癖による抜毛症とは?

更新日:2016/12/09 公開日:2014/11/04

抜毛症(トリコチロマニア)とは

抜毛症(トリコチロマニア)とは、自分で髪の毛や眉毛、まつげなどを抜いてしまう癖のことで、抜毛癖(ばつもうへき)と呼ばれることもあります。小学生や幼児などの子供に発症することが多いのですが、中には成人しても癖が抜けない人や、成人してから発症する人もいます。

たいてい、ある一か所の毛を集中的に抜くため、抜毛した部分とそうでない部分の境目をはっきりと見ることができます。髪の毛を抜いた跡は、円形脱毛症のように円形ではなく不規則な形をしており、切れ毛もあちこちに確認できます。利き手の届く範囲を抜くことが多いため、主に前頭部や片側の側頭部が薄くなることが多いといわれます。

円形脱毛症との違い

抜け毛の原因の一つに、ストレスや喫煙などの影響による血管の収縮があります。血管が収縮すると血液の循環不良を招きます。血行不良は栄養の供給を阻む要因となるため、髪の成長を妨げ、ヘアサイクルを乱す原因となります。ちなみに、極度のストレスが引きがねになると考えられている円形脱毛症も、主な原因は自己免疫反応によるものといわれています。

毛を抜いてしまう癖を引き起こす原因

あくまでも癖のひとつですので、大きな原因はない場合がほとんどです。しかし、正常に生えている髪の毛を引き抜くという行為はそれなりの痛みをともない、それだけの代償を払ってでも解消したいストレスを抱えている可能性があります。子供の場合は、母親との間に生じる欲求不満や、学校生活における対人関係が主な原因として考えられていますが、大人になっても抜毛が止まらない場合は、精神疾患がベースにあることもあります。

抜毛症(トリコチロマニア)の治療法

抜毛症(トリコチロマニア)による脱毛は「自ら引き抜いてしまう」という癖によるものなので、脱毛治療は必要ありません。事実、抜毛症による抜け毛は、毛根の奥までは影響の及ばない浅い部分で切れて抜けることがほとんどです。発毛に必要な毛母細胞などは残っているため、癖がなくなれば新しい髪の毛は再び生えてきます。

抜毛症(トリコチロマニア)の場合は、脱毛治療よりも精神的な部分でのケアが大切になります。抱えているストレスを解消できるようになったり、毛を抜いていることを自覚できるようになると、癖は止まることもあるといわれます。決して、抜毛をくり返す当人のことを責めないようにしましょう。症状を自覚しつつも止められないという場合も、自身を責めることはありません。なかなか癖が止められなかったり、抜毛する範囲が広かったりするときは、早めに心療内科のドクターに相談することをおすすめします。焦らず、改善に向けてじっくりと取り組んでください。

抜け毛とはの記事一覧

全ての記事一覧へ>

参画医師

Registered doctors

お肌のことを知りつくし、医学的な観点から正しいスキンケアをレクチャーしてくれる医師をご紹介します。

  • 加藤浩司
  • 前多一彦
  • 神林由香
  • 田尻豊和
  • 木戸学
  • 福田越
  • 保坂太一
  • 細野孝郎

参画医師一覧

男性のどんな臭いが気になりますか?

セルフチェック

Produced by

スキンケア大学

© 2014 - 2018 Rich Media Co., LTD.