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清潔感を左右する?黄ばみの原因と対処法

更新日:2017.09.26
公開日:2017.09.26
ドクター画像
この記事の監修者
MAKI DENTAL OFFICE GINZA 院長 今村真樹

歯の黄ばみだけで清潔感を左右する可能性があると考えられます。そのコンプレックスを抱き、解消するためにホワイトニングを考える人もいます。ドクター監修のもと、黄ばみの原因と対処法などについて解説します。

歯の黄ばみは清潔感がないとみられる傾向にあり、そのことにコンプレックスを抱いている人の中には歯を白くしたいと思っている人もいます。どのような方法で歯の黄ばみを除去し、白くするのかについて解説します。

歯が黄ばんでいると清潔感がないか

第一印象で気になるところが口元といわれています。そして、口元で気になるのが、口臭、歯の黄ばみ、着色汚れとされており、男性のみならず、女性でも対象になっているとのことです。歯が黄ばんでいると、第一印象が悪くなりやすく、清潔感がないと周囲に思われると考えられます。正しく歯磨きを行っていても、黄ばんでしまうという人は多く、黄ばみの発生率を少しでも下げるためには、黄ばみの原因を知り、歯のケアを行っていくことが大切です。

歯の黄ばみの原因はタバコか

多くの男性は、タバコを吸って、コーヒーを飲むという毎日をくり返すとされています。タバコのヤニ(タール)が徐々に歯に付着し、次第に目に見える色が現れるようになっていき、コーヒーは着色汚れの原因となります。これらの生活習慣が歯の黄ばみの原因と考えられますが、原因はその生活習慣だけとはかぎりません。着色汚れについては、コーヒーだけでなく、色の濃い飲食物とされる、紅茶やお茶やカレーなども黄ばみの原因になる可能性があります。

歯石、虫歯や治療後の詰め物などによる変色、神経が除去されたままの状態で放置した歯など、歯の病気に関連するものも黄ばみの原因に含まれます。歯石とは、磨き残したプラークが石灰化した固まりです。歯石が歯に付着してしまうと、口臭が発生して歯茎も腫れると、不潔を感じるだけでなく、歯周病の原因につながります。歯石を放置しておくと、黄ばみから徐々に黒ずんでくる事もあります。

虫歯になると歯が黒くみえるだけでなく、痛みも発生するので、虫歯と思われるものを発見したら、早めの治療が求められます。神経が除去された歯は時間とともに黒くなっていきますので、同様に治療するようにしましょう。そのほかに、磨きすぎ、加齢、口の乾燥などの原因もあります。

自宅でできる歯の黄ばみ解消法

歯の黄ばみを落とすならホワイトニングがおすすめですが、ホワイトニングについては後述します。先ずは考えられる着色の原因を突き止め、その原因を取り除くことで黄ばみの解消につながることに期待が見込めます。タバコが原因で、歯にヤニが付着して黄ばみを作っている場合、ヤニ取り用のクリーニングを行うことで、ヤニを除去します。歯茎が黒くなるなどの影響が及んでいる場合は、歯茎のホワイトニングを行う必要があります。

ホワイトニングがおすすめ

ホワイトニングには、歯科クリニックでのオフィスホワイトニングや、自宅でのホームホワイトニングの種類があり、両方を合わせたホワイトニングもあります。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングをあげて、方法と費用などについて、解説していきます。

オフィスホワイトニング

ホワイトニングの前にまず、歯石をとって虫歯の治療を行うほうが先です。その理由は、歯を事前にキレイにしておくことで、ホワイトニングの効果を発揮することに期待が見込めるからです。歯石とりと虫歯治療は保険適用になりますので、少ない負担でも受診できます。歯をキレイにした後、次はホワイトニングに入ります。

通常の流れとしては、まずインフォームドコンセントから始まります。医師から説明して患者の了解を得ることを意味します。次はシェード確認で、現在の歯の色合いを確かめます。それから、歯肉を保護し、ホワイトニングの工程に入ります。歯にホワイトニング剤を塗布し、塗布した歯にライトを照射し、終了した後にホワイトニング材の除去と歯の清掃となります。最後に、シェード確認で歯の色合いを確かめます。

2回以上行うことで更なる効果が期待できますが、ホワイトニングについては保険適用外になるので、注意するようにしましょう。

ホームホワイトニング

歯科クリニックで歯をキレイにした後、歯の型をとって専用のマウストレーの作成に入ります。完成した後、そのマウストレーとホワイトニングジェルを受け取り、自宅に持ち帰ります。持ち帰った後、ホワイトニングジェルを歯の表面に注入しますが、1本の歯に米2粒分を目安とします。注入した後、マウストレーを歯に装着します。このとき、装着時間は歯科医の指示に従って、守るようにしてください。その後、経過確認として再び歯科クリニックに来院するようにしましょう。オフィスホワイトニングと同様に保険適用外となります。

歯の黄ばみを防ぐ生活習慣も大切

毎日コーヒーや紅茶などを飲み、タバコを吸う人や色が濃い食べ物を好んでいる人は、歯が黄ばみやすい傾向にあると考えられます。禁煙し、色が濃い飲食物を控えることで、黄ばみの発生率を抑えることができます。黄ばみの発生率をさらに抑えるために、食後に歯をきちんと磨くことが大事です。

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