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足の臭いの予防・対策(1)ストレスケア

更新日:2016.12.09
公開日:2014.04.18
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この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

足は汗をかきやすい部位なので、もともと臭いを放ちやすい傾向があります。でも常に足を清潔にしているのに、足の臭いが目立つという場合は、ストレスが原因なのかもしれません。そこで今回は、足の臭いとストレスの関係を解説していきます。

足の臭い

足は臭いやすくできている

足の裏は、滑り止めのために汗腺がたくさん集中しているため、非常に汗をかきやすい部位です。また身体の他の部位に比べて角質層が分厚いので、アカが出やすい部位でもあります。

かいた汗をそのままにしていると、皮膚の常在菌によって分解され、臭いを放つようになりますが、足の裏はムレやすい上に、常在菌のエサになるアカも多いので、臭いが強くなりやすい傾向があります。

このように、足はもともと臭いやすいものですが、常に足を清潔にしているのになぜか足が臭うという人は、ストレスによる「精神性発汗」が原因かも知れません。

精神性発汗ってなに?

汗には高くなった体温を下げる体温調節の役割があり、これを「温熱性発汗」と言います。

それに対して精神性発汗は、緊張したり、驚いたりしたときに出る汗のことです。「手に汗握る」という言葉がありますが、精神性発汗は主に手や足の裏、わきの下などに起こる現象です。

1人でリラックスしているときはそうでもないのに、仕事をしているときや人と一緒にいるときに足の臭いが目立つという場合は、仕事や対人関係のストレスが発汗を促していると考えられます。

ストレスによる足の臭いを解消するには?

ストレスによる精神性発汗で足が臭う場合は、気にしないことが1番の解決策です。気にすれば気にするほど、ストレスによって発汗が促され、臭いが強くなります。「誰の足でも多少は臭うんだ」というくらいの大きな気持ちでいましょう。

また、不安材料を取り除くために、替えの靴下を用意して履き替えるようにしたり、インナーソールを使って足のムレを予防したり、制汗剤や消臭スプレーなどを使うのも良いでしょう。

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