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包茎の種類(2)真性包茎
真性包茎は治療が必要な包茎で、包皮をむいて亀頭を露出できない包茎です。真性包茎は不潔になりやすく、放置するとさまざまなリスクをともないます。ドクター監修のもと、真性包茎の特徴や治療について詳しく解説します。
真性包茎の症状や対処法をご存知でしょうか。真性包茎に必要な情報を説明したいと思います。
真性包茎とは
真性包茎の症状は、亀頭を包んでいる包皮の入り口の部分である包皮口が非常に小さくなり、亀頭の露出ができない状態です。真性包茎になると包皮の中に垢がたまりやすくにおいや炎症の原因になってしまいます。仮性包茎のように手で包皮をむいて洗うことができれば問題ないのですが、真性包茎では手で包皮をむくことができないので、どうしても垢がたまってしまいにおいや感染症の原因となることがあります。不衛生な状態が続くと陰茎癌の原因となることもあるので注意が必要です。
真性包茎は治療が必要
真性包茎は治療が必要になります。真性包茎の治療には、手術による方法と軟膏を使ったむけるくせをつける方法があります。真性包茎はまず、包皮の先端にステロイドの軟膏を塗って、包皮の先端の狭くなっている部分を柔らかくします。このとき大切なのが、包皮をゆっくり伸ばしていくということです。
無理に伸ばしてしまうと包皮に傷をつけてしまうので、注意しましょう。包皮がむけて亀頭が露出したときにはそのままにせず、必ず元に戻します。元に戻さないとカントン包茎という状態になってしまう可能性があるので、気をつけましょう。
このようにして包皮をむくことができるようになってからくり返し包皮をむくようにして、包皮がむけた状態で維持できるようにします。
ステロイドを使った治療でも元に戻せない場合には手術によって包皮を切開し、亀頭が露出した状態を維持する治療が必要です。小児の場合では治療時に怖がったり自制しにくいため、全身麻酔下で処置を行います。大人では部分的な麻酔で処置が可能なので、日帰りで手術を行うところもあります。
病院は何科に行けばよいのか
治療を受けるとき、治療を受けるべきか迷ったときにはまず泌尿器科に相談しましょう。手術後の見た目を重視するならば美容外科も選択肢ですが、医療保険で可能かどうかは確認が必要です。子供の真性包茎の場合は小児科あるいは泌尿器科で治療してもらえます。大人の真性包茎も通常は保険適応で治療が可能です。
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