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誰にも相談できない…包茎とは

更新日:2017.06.24
公開日:2016.05.23
ドクター画像
この記事の監修者
メンズスキンケア大学参画ドクター

包茎は亀頭が包皮で覆われた状態のことを言います。包茎の人の中には、治療をしたほうがいいかどうか悩んだことがある人もいるのではないでしょうか。ここでは、ドクター監修の記事で、包茎について詳しく解説していきます。

包茎に関する健康情報や治療の情報はインターネット上にたくさん散らばっていて何が正しいのかよくわからない人も多いと思います。包茎の正しい情報を提供したいと思います。

実は男性の多くが悩んでいる包茎とは?

包茎というのは亀頭が包皮で覆われてしまった状態の事を言います。男性の生殖器は二次性徴を迎える時に、男性ホルモンの影響で生殖器が大きくなるのですが、この時に亀頭が包皮で覆われず露出する人と、包皮で覆われたままで露出しない人に分かれます。この亀頭が包皮で覆われてしまっている場合を包茎と言います。男性にとって包茎は非常にセンシティブな問題で、一人で悩みを抱える事もあるのです。中にはコンプレックスを抱え、手術などの治療を行う人もいます。

なぜ包茎を気にするのか

包茎になると亀頭と包皮の間に汚れがたまり細菌が繁殖しやすくなってしまい、感染症やにおいの原因になります。においが出てしまうと性交渉の際に気が引けてしまう原因にもなります。また、銭湯や温泉などでも周囲の目が気になってしまい、どうしても気後れしてしまう人もいます。包茎の種類によっては亀頭を露出させる際に痛みをともなうものもあり、包皮をむく時にトラブルが起こってしまう人は手術を行う場合もあります。性器の悩みはなかなか人にも相談しづらく、ドクターに相談する場合にも、どこに相談する事が適切か把握していない人も多いのです。包茎が原因で早漏になると性交渉においても悩みができてしまいます。

包茎の治療は必要なの?

包茎の中でも仮性包茎という包皮を手でむく事ができる包茎は特に問題が起こらなければ治療の必要はありません。しかし、真性包茎とカントン包茎に関しては、治療を検討する事が必要です。真性包茎は包皮をめくっても亀頭が露出できず、亀頭の炎症や包皮の炎症につながります。

また、包皮を無理にむこうとすると痛みをともなうので泌尿器科などで相談し、治療を行う必要があります。カントン包茎は、包皮をめくる事はできるのですが、包皮の一部が狭いために亀頭の部分で締め付けられるようになってしまい、痛みや血流障害をともなう状態です。カントン包茎も真性包茎同様に治療を行う必要があるので、病院で相談する事が適切でしょう。

包茎の中でも真性包茎やカントン包茎であれば保険適応の治療が可能です。美容目的の仮性包茎の治療では自費診療になるので、治療を受ける場合には保険適応が可能なのか、自費診療の場合には費用がいくらくらいになるのかをしっかりとドクターに確認するようにしましょう。

詳しくは『包茎の種類(1)仮性包茎』『カントン包茎について』『包茎の種類(2)真性包茎』をご覧ください。

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