美容・健康の悩みを少しでも解消し、前向きな毎日を提供する

更新日以降、情報の更新が停止しております。
内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。

あごにできた白ニキビの治療法

更新日:2017.10.13
公開日:2014.12.09
ドクター画像
この記事の監修者
メンズスキンケア大学参画ドクター

「ニキビは潰してはいけない」とよく言いますが、初期段階である白ニキビの場合は、中の芯を出すことで、早く治ることもあります。そこで今回は、自分で白ニキビを潰す方法をご紹介していきます。

白ニキビって何?

「気がついたら、あごに白いニキビができていた」なんてことはありませんか?白ニキビは、専門用語で「閉鎖面皰(クローズコメド)」といい、毛穴に詰まった皮脂(コメド)で、毛穴が閉じてしまっている状態のことです。

ニキビには、白ニキビ以外にも、黒ニキビ、赤ニキビがありますが、その中でも白ニキビは、もっとも初期の段階のもの。症状が少し進むと、毛穴が開き、詰まった皮脂が空気に酸化されて黒ニキビに。

そして、皮脂を栄養源にしてアクネ菌が繁殖し、炎症を起こすと赤ニキビへと進行していきます。赤ニキビにまでなってしまうと、ニキビ痕が残りやすくなります。そうならないためには、白ニキビの段階で、きちんと対処をすることが大切です。

白ニキビは潰してもいい?

「ニキビは潰してはいけない」という話をよく耳にしますが、白ニキビの場合は、中の皮脂を押し出すことで、ニキビ痕にならず、早く治ることがあります。ただし、無闇に爪で押し出すのはNG。雑菌が入って炎症を起こしたり、爪跡に色素が沈着してしまったりすることがあるからです。

自分で白ニキビを潰すときは、肌が柔らかくて清潔な状態であるお風呂上がりに行いましょう。

方法は、まず、白ニキビの白い部分に、消毒した針の針先を1mmほどだけ刺し、皮脂の出口を確保します。そして、コットンなどを使って、ニキビの周囲をやさしく押し、中の皮脂を外に出します。ただし、全部を無理にしぼり出そうとはしないこと。

無理に押し出すと炎症を起こし、ニキビ痕をつくる原因になります。盛り上がったニキビが半分くらいの高さになったら押し出すのをストップし、患部を消毒して、自然治癒するまで触らないようにします。

自信がないなら病院へ

自分で上手にできるか不安な人は、皮膚科を受診しましょう。「圧出」や「芯出し」といって、レーザーなどでニキビの頂点に小さな穴を開け、専用器で押し出す施術を受けられるところがあります。

黒ニキビも潰していい

白ニキビの開口部が開いて酸化した黒ニキビも潰しても大丈夫です。炎症を起こしている赤ニキビは、絶対に潰さないようにしましょう。

オススメ記事

スキンケア基礎講座