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加齢臭に良い食べ物・悪い食べ物

更新日:2017.08.22
公開日:2014.12.26
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この記事の監修者
メンズスキンケア大学参画ドクター

食事内容は体臭に影響するとよく聞きますが、加齢臭にも影響を及ぼすものなのでしょうか?ここでは加齢臭対策のために良い食事や食べ物、悪い影響を与える食事、食べ物について詳しくご紹介します。

加齢臭は食事に影響される

まず、大前提として人間の体は食べたものでできています。体臭のもととなるものも口にしたもの。つまり、食事として摂取したものは体臭に大きな影響を与えるということです。

体臭に大きな影響を与えるもののひとつが脂質。皮脂腺やアポクリン腺からのにおい物質の元凶のほとんどが脂質からつくられる脂肪酸やアルデヒド類です。しかし、脂質の摂取をやめればよいかといえばそうではありません。

脂質には脂質の役割があるもの。脂質を摂取しなければ、皮膚の健康を保つことができず、反って加齢臭を悪化させることにもなりかねません。脂質は加齢臭の臭いを強くするからといって、まったく摂取しないわけにはいかないのです。

加齢臭に良い食事

では、加齢臭を抑えるために積極的に摂取したい食事とはどのようなものなのでしょうか?

抗酸化作用のある食事

加齢臭のもととなるノネナールは過酸化脂質と脂肪酸が結びつくことで発生します。体内に活性酸素が増えると過酸化脂質が増える傾向にあるため、この加齢臭を生み出す原因とも言える過酸化脂質を増加させないためにも、活性酸素を除去する効果のある抗酸化作用のある食事を摂取する必要があります。

抗酸化作用の高い食材

レンコン、トマト、ニンジン、茄子、しょうが、きゅうり、アボカドなど。

ビタミンCやビタミンE、βカロチン、ポリフェノール、クエン酸、コエンザイムなどの栄養素を多く含んだ食材が、抗酸化作用の高い食材とされています。

加齢臭に悪い食事

加齢臭を抑える効果の期待できる食材とは逆に、加齢臭を悪化させてしまう可能性の高い食事もあります。

動物性脂肪の多い食事

動物性の脂肪は皮脂腺やアポクリン腺を刺激し、皮脂の分泌を過剰にする危険性があります。加齢臭や体臭に悩む日本人が増えたといわれているのも、肉を中心とする欧米の食文化が浸透したためだといわれています。

植物油を多用した食事

植物性だから大丈夫と思われるかもしれませんが、植物油に含まれるリノール酸はコレステロールや中性脂肪を増加させ、体内で酸化し過酸化脂質となり、においの強い物質を生成しやすいとされているもの。植物系の油を使用する場合は、酸化されにくいオレイン酸の多く含まれたオリーブオイルがおすすめです。

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