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生活習慣の改善で、AGA(男性型脱毛症)を防ぐことはできるのか

更新日:2016.12.09
公開日:2014.04.25
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この記事の監修者
東京警察病院 医師 澤田彰史

普段からできるAGA(男性型脱毛症)に対する対策というのはないのでしょうか?確証はありませんが、AGAには生活的な要因が大きく関わっているのではないかと言われています。ですので、普段から健康的な生活習慣を送ることがよいと言えるでしょう。

AGAの対策

AGA(男性型脱毛症)は予防できるのか

AGA(男性型脱毛症)の治療については様々なところで説明がされていますが、果たしてその予防は可能なのでしょうか。

AGAの治療薬にフィナステリドがあります。これはAGAの原因のひとつである男性ホルモン、DHT(ジヒドロテストステロン)の生成を阻害する成分です。この薬を飲むことでAGAは抑えられるのですが、予防にはなりません。

そもそも、AGAでない人は、DHTはあまり生成されていない状態です。この時にフィナステリドを服用しても、元々少ないものの生成を阻害するわけですから意味はありません。

もちろん服用しているうちにAGAになり始めたら早期のうちにAGAを治すことになりますが、それまでの費用や副作用などデメリットの方が大きくなってしまいます。

そもそもフィナステリドは医師の処方が必要な薬ですので、AGAの症状が起きていないうちは提供されません。

個人輸入代行で、海外のフィナステリド薬を購入するという手もありますが、上記のようにフィナステリドの服用はAGA予防にはなりませんし、個人輸入代行で手に入れた薬を使用することは完全な自己責任になります。

偽薬を送られてしまったり、粗悪品をつかまされ、健康被害が出る可能性もあります。治療目的だとしても、個人輸入代行で海外から薬を取り寄せることはやめた方がよいでしょう。

普段からできる対策はないの?

それでは、普段からできるAGAに対する対策というのはないのでしょうか?

確証はありませんが、AGAには生活的な要因が大きく関わっているのではないかと言われています。第二次世界大戦後、AGAが激増したというのが、そのひとつの例として上げられます。

ですので、普段からできる対策としては、食生活を整えることや十分な睡眠、適度な運動、飲酒や喫煙を控えることなど、健康的な生活習慣を送ることがよいのではないでしょうか。

これらは他の体中のトラブルや疾患の原因にもなります。これらの対策を講じることで体中が健康になり、余計な悩みも解消されることでしょう。

頭皮ケアを行うことも良いでしょう。頭皮トラブルは、抜け毛の増加や毛髪の育成の阻害などにつながります。シャンプーの選び方や洗い方など、正しい頭皮ケアで頭皮と髪の毛の健康を守っていきましょう。

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