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紫外線カットに有効なメガネとは

更新日:2017.06.07
公開日:2014.06.19
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この記事の監修者
さやか美容クリニック・町田 院長 皆木靖紀

どんなに肌の紫外線対策をしていても、目が無防備だと、紫外線対策は万全とは言えません。そこで今回は、目の紫外線対策に有効なメガネやサングラスを選ぶときの注意点をご紹介していきます。

目の紫外線対策忘れていませんか?

日焼け止めを塗ったり、帽子をかぶったりして、肌の紫外線対策に気をつけている人でも、案外忘れてしまいがちなのが、目の紫外線対策です。でも、彫りが深く目元が影になりやすい西洋人に比べて、顔の骨格が平坦な東洋人は、紫外線が目に入って来やすいのだとか。

このため東洋人は「翼状片(りょくじょうへん)」や「白内障」、「紫外線角膜炎」など、紫外線に関連する目の病気にかかる可能性が高いと言われています。また、目から入る紫外線は、日焼けやシミの原因にもなるので、肌の老化を防ぐためにも、目の紫外線対策をしっかりと行っていくことが大切です。

UV-Aをカットできるメガネを使おう

目の紫外線対策には、UVカット効果のあるレンズを使ったメガネやサングラスを利用するのがオススメです。地上に降り注ぐ紫外線には、「UV-A(A波)」と「UV-B(B波)」がありますが、眼球の一番奥にある網膜にまで到達してしまうは波長の長いUV-Aなので、きちんとUV-Aをカットできるものを利用しましょう。

色の濃いサングラスはNG?

色の濃いサングラスのほうが、紫外線をしっかりカットできるような印象を持ちがちですが、レンズの色と紫外線カットの性能は関係ありません。むしろ濃い色のサングラスをかけると、暗くて瞳孔が開いてしまうので、たくさん紫外線を目に取り込んでしまいます。

日常的に使うサングラスやメガネは、色のあまり濃くないもので、「紫外線透過率」や「紫外線カット率」の数値がきちんと表示されているものを利用しましょう。紫外線透過率は数値の低いほうが、紫外線カット率は数値が高いほうが、UVカットの性能が高いことを示しています。

また、太陽がギラギラと照りつける海辺や雪山などでは、レンズの色が濃い紫外線カットのレンズの利用が適しています。

紫外線は前からだけでなく、上下や左右からも目に入ってきます。メガネやサングラスがずり落ちずにしっかりと目をカバーできるように、顔の骨格に合ったものを選ぶことも大切です。できればレンズが大きめのものを選んだ方が、しっかりと目をカバーできるでしょう。

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