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夏に注意するべき虫刺され〜蚊〜
蚊が血を吸う時には、血液の凝固作用を妨げるための物質を含んだ唾液を注入します。この唾液には、人間のマスト細胞という細胞からヒスタミンを放出させる働きがあります。ヒスタミンは末梢神経を刺激し、痒みを起こします。これが蚊に刺されると痒くなるメカニズムです。
蚊の中には血を吸わない種類もいる!
映画「ジュラシック・パーク」で、コハクの中に閉じ込められた古代の蚊の化石から恐竜の血液を取り出し、最新のDNA技術により現代に恐竜を蘇らせる描写があります。実際、蚊は人間が誕生するずっと前から地球上で繁栄してきた昆虫です。
蚊は全部で3000種類以上が確認されており、日本には約100種類の蚊がいます。日本に住む蚊の中で、人間の血を吸うのは約30種類です。他の蚊は、他の動物の血を吸ったり、中にはまったく血を吸わない種類もいます。
蚊を発生させないために!
夜寝ている時に、蚊の羽音がすると気になって眠れませんよね。また、寝ている時に刺されてしまい、痒さでなかなか寝付けなかった経験をお持ちの方も多いと思います。特に、足の裏を刺されると、その痒みは耐え難いものです。
では、なぜ家の中に蚊が発生してしまうのでしょうか。もちろん、家の外からやってくる蚊もいますが、実は台所や洗面所、庭の水たまりなどが蚊の温床になっていることが多いのです。
蚊の幼虫はボウフラと呼ばれ、水の中で成長します。蚊と同様、ボウフラも小さいので、容器の底に溜まった少しの水でも生き延びることができます。台所や洗面所などで普段触らないところに水が溜まっていると、そこでボウフラが繁殖してしまっている可能性があるのです。
窓もきちんと閉め、蚊取り線香などを使っているにも関わらず、家に蚊が発生する場合は、台所や洗面所の見えないところに水たまりがないかチェックしてみましょう。どうしても水を溜めて置かなければならない場合も、ボウフラはだいたい2週間で孵化して成虫になりますので、それまでに水を入れ替えれば蚊の発生を抑えることができます。
蚊に刺されるとなぜ痒くなるのか
蚊が血を吸う時には、血液の凝固作用を妨げるための物質を含んだ唾液を注入します。この唾液には人間のマスト細胞という細胞からヒスタミンを放出させる働きがあります。ヒスタミンは末梢神経を刺激し、痒みを起こします。これが蚊に刺されると痒くなるメカニズムです。
蚊に刺されるととても痒いので、ついかいてしまったり、爪で×をつけたりすることも多いと思います。しかし、それでは痒みを紛らわしているだけですし、炎症を悪化させ、跡が残ってしまうことにもつながりかねません。蚊に刺されたら、ヒスタミンの作用を抑える抗ヒスタミン剤(虫刺され用ではムヒやウナコーワが有名です)を塗布し、痒みを抑えましょう。
蚊刺過敏症の人は特別な対策を
蚊に刺されて腫れたりかゆくなったりするのは、アレルギー反応によるものなのですが、人によってはこのアレルギー反応が過敏で、何日経っても腫れや痒みが引かないこともあります。これを蚊刺過敏症と言います。この場合、刺されても重症化しないよう、特別な対策が必要になります。
蚊刺過敏症の人は、蚊が発生する季節の前に、皮膚科に行って抗アレルギー薬を処方してもらいましょう。これを服用すると、蚊に刺された時のアレルギー反応を抑えることができます。
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