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虫刺され跡が痛い場合は注意が必要
アウトドアなどでいつの間にか虫に刺されていた、ということはよくあります。かゆい程度なら、かいたりせずに抗ヒスタミン剤を塗っておけば大事に至ることはありませんが、痛みを伴っている場合には注意が必要です。場合によっては、医師による治療が必要になることもあります。
虫刺されが痛い時は要注意!
アウトドアなどでいつの間にか虫に刺されていた、ということはよくあります。かゆい程度なら、かいたりせずに抗ヒスタミン剤を塗っておけば大事に至ることはありませんが、痛みを伴っている場合には注意が必要です。場合によっては、医師による治療が必要になることもあります。
さいわい、日本には人間の命を脅かすような毒を持つ虫はいません。しかし、毒に対するアレルギー反応や、刺された患部から感染症などを引き起こしたら、下手をすると命に関わる危険性があります。
蜂に刺されたら必ず診断を
刺されて痛い虫、というと、まず思い浮かぶのが蜂でしょう。蜂に刺されて怖いのはアレルギー反応によるアナフィラキシーショックです。
これは、一度蜂に刺されたことにより、毒に対する免疫反応が体の中で形成され、二度目に刺された時にその免疫による過剰なアレルギー反応を起こすものです。ひどい場合には1時間以内に意識消失や血圧低下を起こし、死に至ることもあります。
アナフィラキシーショックを起こすのは、日本に住む蜂ではスズメバチとアシナガバチです。もし刺された蜂をはっきり特定できない場合は、必ず医師の診断を受けて何の蜂に刺されたのかを特定しておきましょう。血液検査でハチ毒に対するアレルギー体質を持っているかどうかで、どの蜂に刺されたのかを判断できます。
毛虫も要注意!
個人差はありますが、毛虫の毒も蜂と同様にアナフィラキシーショックを起こすことがあり、要注意です。いずれの場合も、応急処置をしたら皮膚科の検診を受けておくことをオススメします。
毛虫の毒は、細かい毛が大量に皮膚に刺さるのでとても厄介です。最初のうちはかゆみしかないことが多く、知らずにかきむしってしまい、広範囲に毒が及んでしまう例が後を絶ちません。
毛虫に刺されたら、患部をこすったりせず、流水や粘着テープで毒毛を慎重に取り除きます。取り除けたら、抗ヒスタミン剤を塗り、皮膚科の検診を受けましょう。もし気づかずにかきむしってしまっても、気づいた時点で医師の検診を受けることが大切です。放っておくと痛みやかゆみが全身に及び、ひどい場合では発熱やめまいが生じることがあります。
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