美容・健康の悩みを少しでも解消し、前向きな毎日を提供する

更新日以降、情報の更新が停止しております。
内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。

毛穴から出る脂は臭い?

更新日:2017.05.17
公開日:2015.02.25
ドクター画像
この記事の監修者
メンズスキンケア大学参画ドクター

小鼻を触った指が臭いと感じたことはありませんか?実は、毛穴に詰まったままになっている皮脂は、嫌な臭いを放ちます。そこで今回は、毛穴に詰まった皮脂が臭う理由や、皮脂汚れを貯めないための方法をご紹介していきます。

洗顔をしている男性

毛穴に詰まった皮脂が臭う原因は?

皆さんは、鼻などの毛穴に詰まっている皮脂が嫌な臭いを放っているのをご存じでしょうか?「そんなこと初めて聞いた」という人は、指で鼻の横をこすって、ちょっと臭いで嗅いでみてください。嫌な臭いがすると思います。

毛穴に詰まった皮脂が臭いといっても、皮脂に、もともと臭いがついていたわけではありません。皮脂が空気などに触れて酸化したことで、臭いの強い「脂肪酸」に変化し、臭くなっていくのです。また、皮脂をエサにして、毛穴の中に雑菌が繁殖していることも、臭いの発生につながるようです。

酸化した皮脂の悪影響

鼻などの皮脂汚れの臭いは、周りの人に気づかれるほど強いものではないので、そんなに神経質になる必要はないでしょう。とはいえ、自分の毛穴に詰まった皮脂が、嫌な臭いを放っているというのは、あまり気分がいい話ではありません。

また、酸化した皮脂をそのままにしていると、毛穴の周りの皮膚にダメージを与え、毛穴を広げたり、そこからシワをつくったりして、さまざまな肌トラブルを招くことがわかっているので、きちんと取り除くことも大切です。

毛穴に皮脂を貯めないためには?

毛穴に皮脂汚れを貯めないためには、毎日の洗顔をきちんと行うことです。とはいえ、スクラブ入りなどの洗浄力の強すぎる洗顔料を使ったり、力をこめてゴシゴシこすったりするのはやめましょう。

肌に必要な皮脂まで洗い流してかえって皮脂の分泌が過剰になったり、摩擦で肌を傷つけたりすることになります。洗顔をするときは、しっかりと泡立てた泡で、やさしく汚れを包み込むように、ていねいに洗うのがポイントです。

また毛穴詰まりの正体は、皮脂と古くなった角質が混じりあったものです。角質はふつうの洗顔料では落とせないので、週に1〜2回は角質のタンパク質を分解できる「酵素洗顔」を使うと良いでしょう。

そして、毎日の洗顔とスペシャルケアの酵素洗顔をしても、毛穴の詰まりが気になるなら、貼ってはがすタイプの毛穴パックを取り入れるのも良いでしょう。ただし毛穴パックは、頻繁にやり過ぎると、毛穴がかえって目立たせる原因になります。

2週間に1回くらいの頻度でとどめておきましょう。また、毛穴パックをしたときはもちろんですが、日々の洗顔のあとも、必ず保湿ケアをすることが大切です。

オススメ記事

スキンケア基礎講座