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角栓が出来やすい食事・出来にくい食事

更新日:2016.12.09
公開日:2014.05.23
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この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

角栓は、毛穴から分泌される皮脂が多くなればなるほど大きくなります。ですから、皮脂の分泌を促すような食べ物を多く摂取していると、角栓が出来やすくなるのです。反対に、角栓を出来にくくするために心がけたいのは「野菜中心の食生活」を送ることです。

角栓が出来やすい食事

角栓は、毛穴から分泌される皮脂が多くなれば多くなるほど大きくなります。ですから、皮脂の分泌を促すような食べ物を多く摂取していると、角栓が出来やすくなるのです。

皮脂を分泌する皮脂腺を刺激する食べ物として、まずあげられるのは「脂っぽい食べ物」です。具体的には、フライドポテトや唐揚げなどの揚げ物や、ポテトチップスなどのスナック菓子やナッツ類です。

これらが好きで毎日食べている方は要注意。お酒が好きな人は、これらをおつまみとして摂取することも多いでしょうから気をつけましょう。

もう一つ、「糖分を多く含む食事」も皮脂の過剰分泌を促す食べ物です。ケーキやチョコレートなどの甘いものが好きな方は、食べ過ぎには注意しましょう。

肉中心の食生活も、角栓を出来やすくします。次にあげる「角栓が出来にくい食事」を参考に、食生活を改善していってください。

角栓が出来にくい食事

反対に、角栓を出来にくくするために心がけたいのは「野菜中心の食生活」を送ることです。炭水化物も元をたどれば糖質のため、摂り過ぎると皮脂の分泌を促し、角栓の原因となります。ラーメンなどは脂っぽいものも多いため、二重に角栓の原因となってしまいます。

また、皮脂の分泌を抑えてくれる栄養素もあります。具体的には、ビタミンC、ビタミンB2、B6があります。

ビタミンCは、皮脂の分泌を抑えてくれる以外にも、コラーゲンの分泌を高めてくれる効果もあり、「美肌のためのビタミン」とも呼ばれています。

過剰摂取しても、余分なビタミンCは尿と一緒に排出されるため、たくさん摂っても大丈夫です。ビタミンCが多く含まれる食材には、いちご、ほうれん草、カリフラワー、柿、小松菜、ブロッコリーなどがあります。

ビタミンB2・B6は、脂質の代謝に働きます。これらが不足すると、体内での脂質の代謝がうまく行われず、皮脂として肌に分泌されてしまうのです。

ビタミンB2が多く含まれる食材には、納豆、牛、豚、鶏などのレバー、うなぎ、サバなどが、ビタミンB6が多く含まれる食材には、牛乳、豆腐、バナナ、かつお、鮭などがあります。

これらの栄養素を全て食事から摂取するのは難しい、という場合はサプリメントで補給することも効果的です。但し、これらの栄養素だけを摂取していれば大丈夫、ということではありません。普段の食生活での栄養バランスにも気をつけて、しっかり角栓対策を心がけていきましょう。

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