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本当に日傘で男のシミ対策はできる?

更新日:2016.12.09
公開日:2016.08.25
ドクター画像
この記事の監修者
さやか美容クリニック・町田 院長 皆木靖紀

「日傘男子」という言葉もできたほど注目されている男性用の日傘。実際にシミ対策に効果はあるのでしょうか。ここでは、ドクター監修の記事で、日傘に期待できる効果や選び方、効果的な使い方について解説します。

美意識の高い男性が注目したことにより、男性向けのデザインも豊富になった日傘。2013年には「日傘男子」という言葉も流行語大賞にノミネートされました。日傘は、本当に紫外線やシミを防ぐことができるのでしょうか。

日傘にはどのような効果が見込めるのか?

日傘は、太陽光線から体を守り、日焼けや熱中症を防ぐことができます。

紫外線の防御効果は50%ほど

紫外線によって肌が炎症を起こすような日焼け(サンバーン)の対策としては、十分な効果が見込まれます。日傘が顔の近くにくるように持つと、より効果的です。

可視光線と赤外線は90%も避けられる

太陽の可視光線や赤外線は、日傘をさすことで9割も避けることができます。日焼けだけでなく、熱中症の予防にも適しています。

日傘をさすメリットは?

日焼け止めや帽子、サングラスにはない、日傘ならではのメリットがあります。

広範囲をカバーできる

帽子やサングラスよりも広範囲をカバーでき、肌の老化や白内障などの原因にもなる有害な紫外線(UV-B)を、効率よくブロックします。

男性の顔は、毎日のひげ剃りで、女性よりも肌にダメージを受けている場合があります。日焼け止めを塗ると刺激を感じる人、日焼け止めの感触が苦手な人にもおすすめです。

髪の毛を守ってくれる

帽子と違い、ヘアスタイルを崩さずキープできます。頭がムレる心配がなく、頭皮の健康を守るメリットもあります。

最近は男性用の日傘も販売されている

どのようなデザインの日傘があるのか

シャツの生地に多いストライプや、シャンブレー(霜降り風味の平織り)を使ったものが多い傾向にあります。また、実用性を求めたビジネスパーソンのスーツや、クールビズスタイルにも合うデザインがあります。

日傘を選ぶポイントは?

表の生地は薄い色で熱の吸収を抑え、内側は黒い生地で照り返しを防ぐタイプが主流です。

日焼けを防ぐためには、UVカット率が高いものを選びましょう。地上に届く太陽光線を100%カットする完全遮光日傘なら、暑さ対策にもなるのでおすすめです。

日傘以外のシミ対策

日傘以外のシミ対策には、「日焼け止め」、「紫外線を避ける工夫をした外出」、「服装」などが効果的です。詳しくは、『今さら聞けない、UVカットとは何のこと?』で解説しています。

シミ対策に有効なばかりか、ヘアケアにも一役買ってくれそうな日傘は、これからますます注目されるアイテムになりそうです。

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