クリームを使うと肌のかさつきが抑えられる

シェービングクリームと言えば、従来カミソリでヒゲを剃るときに使っていました。電気シェーバーを使ってヒゲ剃りをする場合は、プレシェーブローションをヒゲにつけ、乾燥させてから剃り始める「ドライシェービング」が一般的です。ヒゲを濡らしたり、ヒゲ剃り後に洗い流す工程が必要なく、手軽にヒゲを剃ることができるという理由で、電気シェーバーを使う方もたくさんいます。しかし近年、シェービングクリームを使って「ウェットシェービング」ができるタイプの電気シェーバーが増えています。わざわざ電気シェーバーでウェットシェービングをする理由とは、何でしょうか。

電気シェーバーのメリットは、手軽にヒゲ剃りができることのほか、ヒゲを剃る内刃が直接肌にあたらないため、肌を傷つけにくいということもあげられます。もともと肌にやさしい電気シェーバーでウェットシェービングをすると、ドライシェービングするよりも肌のかさつきを抑えたり、必要以上に角質がはがれるといった肌トラブルを防ぐことができるのです。その理由は、シェービングクリームをつけることでヒゲと肌が水分をたっぷり含み、やわらかくなった状態でヒゲを剃るから。肌とシェーバーの摩擦が小さくなり、肌を傷つけることなく滑らかに深剃りできます。

電気シェーバーとウェットシェービングの組み合わせは、より肌にやさしいヒゲ剃りを実現できます。

シェービングクリームを選ぶポイント

シェービングクリームにはたくさんの種類があり、どのシェービングクリームも、しっとりした使用感があります。また、ヒゲの剃り心地はなめらかで、肌が傷つくのを防いで保護する働きがあります。どの商品にも共通しているとはいえ、しっとり感やなめらかさはそれぞれの商品で微妙に異なるため、好みのものを探してみましょう。

シェービングクリームを選ぶポイントの１つに、含まれている成分の違いがあります。無香料か香りがついているか、無添加なのか、その他、炎症や肌荒れに作用する植物成分、うるおいを守る植物成分、保湿成分など、どんな成分が配合されているのかを確認します。

また自身の毛のタイプによってシェービングクリームも違ってきます。例えば、泡タイプのものであればヒゲを柔らかくするので剛毛の方にオススメです。自分の肌に必要な成分を含んだシェービングクリームを選ぶとよいでしょう。

また、シェービングクリームにはカミソリでしか使えないタイプもあるので、電気シェーバーで使えることを確認してから購入しましょう。