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ベタつく脂性肌に有効なのは「パック」だった!?

更新日:2016.12.09
公開日:2014.07.24
ドクター画像
この記事の監修者
タカナシクリニック 院長 髙梨真教

ベタつく「脂性肌」の原因は、じつは「乾燥」であることがほとんど。そのため脂っぽさを改善するためには水分を補う「保湿パック」が有効です。ここでは、ドクター監修のもと、パックを選ぶ際に重要な成分などについて、詳しくご紹介します。

保湿パックで角質層にうるおいを

脂性肌に悩んでいる男性がやってしまいがちなのが、顔のベタつきやテカリが気になるあまり、1日に何度も顔を洗ってしまうことです。

しかし洗いすぎは、肌に必要なバリア機能まで失わせてしまうため、かえって逆効果になります。余分な皮脂を分泌させないためには、角質層をうるおいで満たし、バリア機能を高めることが大切です。

そのためには、セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸といった、保湿力の高い成分が配合されている「保湿パック」を使うことが有効です。

◆セラミド…肌のバリア機能を果たしている角質層で、細胞と細胞の隙間を埋めている「角質細胞間脂質」の主成分です。非常に高い水分保持力を持ち、継続して使えば肌の水分を増やすことができます。

◆ヒアルロン酸…肌の表面や角質層で水分を抱え込んで保湿する効果があります。

◆コラーゲン…ヒアルロン酸と同じく、肌の表面や角質層で水分を抱え込んで保湿する効果があります

毛穴のザラつきが気になる時は…

毎日きちんと洗顔していてもいつの間にかザラつき、黒ずんでくる毛穴。この黒っぽいザラつきの正体は「角栓」と呼ばれ、酸化した皮脂と古い角質が混ざって固くなったものです。

つまり、皮脂の分泌が多い脂性肌の男性は、毛穴もザラつきやすいのです。

そのため、どうしてもザラつき黒ずみが気になる時は、泥の吸収性・吸着性を利用して、毛穴の中を掃除してくれる「クレイパック」がオススメです。

「クレイパック」は、角質を傷つけて無理に剥離する「シートパック」や「ピールオフパック」にくらべると、肌への負担が格段に少なく、また新陳代謝を活発にする力があり、毛穴の詰まりを掃除しながら、肌サイクルを整えることができます。

「シートマスク」は正しく使おう

美容成分をたっぷり含んだ「シートタイプ」のパックは、短時間で集中的に肌に栄養を送り込める便利なアイテムです。

しかし、間違った方法で使用すると、かえって逆効果になることもあります。「洗顔後に化粧水で肌を整えてから使う」「シートからはみ出ている部分にはあらかじめ乳液などをつけて乾燥をふせぐ」「肌に長時間乗せすぎると逆に水分を奪われるため記載されている時間を守る」など、正しい使い方を守りましょう。

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