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ウィッグを長持ちさせる、正しい手入れの仕方

更新日:2016.12.09
公開日:2014.10.16
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この記事の監修者
アイランドタワークリニック新宿院 院長 坂本有孝

毎日使うウィッグは、正しくお手入れができているかどうかで寿命が大きく変わってきます。ウィッグを長持ちさせるためにも、正しいお手入れを知り、実行するようにしましょう。ウィッグの正しいお手入れ方法について説明します。

ウィッグの正しい洗い方とは?

地毛のように頭をカバーするウィッグですが、お手入れの方法は地毛と同じというわけにはいきません。お手入れの仕方によっては耐用日数の前に寿命がきてしまうということにもなりかねませんので、手入れは正しく行いましょう。

ウィッグの洗い方:化繊、耐熱ファイバー、人毛ミックス素材の場合

(1)洗面器に水を張りシャンプーを3、4滴入れて混ぜます。

(2)ウィッグを浸けて1、2分おき、汚れを浮かせます。

(3)2,3回やさしく押し洗いします。

(4)きれいな水でシャンプーの成分が残らないようにすすぎます。

(5)洗面器に水を張りリンスを3、4滴入れて混ぜます。

(6)ウィッグを浸けて1、2分おき、かるく水で流します。

(7)きれいなタオルで水分を拭き取ります。

(8)直射日光が当たらない、風通しのいい場所で陰干しします。形が崩れるのを防ぐためにも、タオルの上に寝かせた状態で乾かしましょう。

(9)乾いたら終了です。

シャンプーやリンスは、ウィッグ用のものを使用することをおすすめします。通常のタイプでも大丈夫ですが、メーカーが推奨するものを使用した方が長く持ちます。

ウィッグの洗い方:人毛の場合

人毛を洗う場合は、通常のシャンプーで大丈夫です。しかし、ゴシゴシ洗ってしまうと脱毛や破損の原因になりますので、丁寧に洗うよう心がけましょう。

お手入れの方法は、使われている毛髪の種類やウィッグの作りによって変わってきます。ウィッグを長持ちさせる秘訣は、取扱説明書をよく読み、メーカーの推奨する方法でお手入れすることです。

ウィッグの取扱注意点

取扱いのポイントは、以下の通りです。

・ウォッシングは2回使ったら1回洗う程度に(手触りが変わったらでもOK)。

・ブラッシングは毛先から優しく

・耐熱でない人工毛にドライヤーはNG

・ぶら下げての保管は型くずれの可能性があるため、要注意

・毛髪に変なクセがつくことがあるので、折り曲げて保管しない

ウィッグは、メーカーやモノによって取扱方法が違います。特に、毛髪の種類は、ドライヤーが使えないタイプや冷たい水に弱いタイプなどさまざまであるため、注意が必要です。長く愛用するためにも、製品に合った取扱いと保管、お手入れを心がけましょう。

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