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抜け毛の原因で見極める!自分に合った育毛剤の選び方
育毛剤には、抜け毛の原因に合わせた4つのタイプがあります。自分に合った育毛剤を選ぶには、自分の抜け毛の原因を見極めることがとても重要です。ドクター監修のもと、育毛剤の種類と、自分に合った育毛剤選びのポイントをご紹介します。
抜け毛の原因によって違う!育毛剤の4つの種類
抜け毛が気になってくると、まず始めに育毛剤の購入を検討する方が多いのではないでしょうか。と同時に、数々の商品を前に何を選んでいいのか悩む方も少なくないと思います。育毛剤選びのポイントは、自分の抜け毛の原因にマッチしたものを選ぶことです。それでは、配合成分別に育毛剤の種類を見ていきましょう。
●5αリダクターゼを阻害するタイプ
5αリダクターゼを阻害することで、髪の成長を妨げるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑え、抜け毛を予防します。AGA(男性型脱毛症)を予防したり、進行を遅らせるのに効果的とされています。
※AGA(男性型脱毛症)のメカニズムについて、詳しくは『抜け毛が始まったらAGA(男性型脱毛症)を疑おう』をご覧ください。
●頭皮の血行を促進するタイプ
毛細血管を拡張して血液の循環をよくすることで、頭皮環境を整え、抜け毛を予防します。ストレスや生活習慣の乱れなどで頭皮の血流が悪化し、抜け毛が引き起こされている場合に効果的です。
●頭皮や毛根に栄養を与えるタイプ
育毛に必要な栄養素を、外から頭皮や毛根に与えるタイプの育毛剤です。配合されている成分は育毛剤によってさまざまですが、髪の必須成分であるタンパク質の合成に欠かせないミネラルやビタミン類を含むものが多いです。過度なダイエットや栄養欠損による抜け毛の改善に効果的と考えられています。
●頭皮環境を整えるタイプ
刺激の強いトニックの使用や洗髪のしすぎによって、潤いを失い傷んだ頭皮を改善するタイプの育毛剤です。頭皮環境を整えることで、髪の健康を取り戻すサポートをします。
抜け毛予防のための育毛剤の選び方
育毛剤も化粧品同様、配合成分やその量によって、医薬品、医薬部外品、化粧品に分類されます。それぞれの分類基準は、以下のとおりです。
●医薬品
厚生労働省が定める医薬品の規格基準に収められているもので、人または動物の疾病の診断や治療、予防に使用されることが目的とされているものです(機械器具などは除外)。日本では、法的に医療用医薬品と、薬局・薬店で購入できる一般用医薬品に大別されます。育毛剤では、プロペシア(内服薬)やミノキシジル(外用薬)などがこれにあたります。
●医薬部外品
日本の薬事法に定められた、医薬品と化粧品の中間的な分類です。人体に対する作用は医薬品より緩やかですが、なんらかの改善効果がもたらされることが厚生労働省で認められたものです。
●化粧品
人の体を清潔かつ美しくし、容貌を変えたり、皮膚や毛髪を健やかに保つことを目的としたものです。厚生労働省に医薬部外品と認められていない育毛剤は、すべてこれに分類されます。
医薬品は、医薬部外品や化粧品に比べて高い効果が期待できますが、薬である以上、副作用のリスクがあります。また、医薬部外品の方が化粧品より効果があるとは言いきれません。医薬部外品は申請することで認定されるので、同等の成分と配合量があっても化粧品に分類されているものもあります。効果を得やすくするには、配合成分がもたらす効果をしっかり理解し、自分の抜け毛の原因に合ったタイプのものを選ぶようにしましょう。
また、成分は植物由来のものとそうでないものに大別されます。植物由来成分(生薬)のメリットは、刺激が少なく、体に負担がかかりにくいという点です。育毛に有効とされる代表的な植物由来成分(生薬)には、ノコギリヤシ、センブリ、オタネニンジン、ホップ、何首烏(かしゅう)などがあります。
育毛剤の効果的な使用方法
ヘアサイクルの関係上、育毛剤の効果を実感するには、少なくとも3か月以上は継続して使用する必要があります。効果が現れないからとすぐにあきらめず、根気よく使用しましょう。また、育毛剤を使って頭皮マッサージを行えば、より高い育毛効果が期待できます。タイミングは、お風呂上りがベストでしょう。
※育毛を促す効果的な頭皮マッサージについては、『頭皮マッサージで普段から抜け毛ケアを心がけよう』をご覧ください。
さらに、頭皮環境を整える効果があるシャンプーを併用すると、育毛剤がより浸透しやすくなり、効果を高められる可能性があります。アミノ酸系のものなど、頭皮にやさしい成分が配合されたシャンプーを併せて使用することをおすすめします。
何よりも大切なのは、毎日継続することです。健やかな頭皮と髪を保つためにも、面倒くさがらずに続けましょう。ただし、効果の現れ方には個人差があるので、必ずしも「効果がある」と言えるわけではないこともご了承ください。
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