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頭皮のかゆみの原因!間違ったシャンプーの仕方を徹底解説

更新日:2016.12.09
公開日:2014.12.26
ドクター画像
この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

ついかきむしってしまいたくなる頭皮のかゆみ。その原因は、毎日のシャンプーで頭皮を傷つけているせいかもしれません。そこでドクター監修のもと、かゆみを招いてしまう間違ったシャンプーの仕方につて、詳しく解説していきます。

間違ったシャンプーが頭皮のかゆみを引き起こす

あまりのかゆさに、ついかきむしりたくなる頭皮のかゆみ。その原因のひとつは、雑菌の繁殖による炎症といわれます。雑菌と聞くと“汚れ”が頭に浮かびますが、実は頭皮の“傷”も雑菌の原因になります。

頭皮は他の皮膚に比べて、皮脂腺や汗腺が多いために汚れやすい上、バリア機能が低く乾燥しやすい状態にあります。普段あまり意識をしていない頭皮の健康状態ですが、日常のちょっとしたことで傷ついてしまう、とてもデリケートな場所なのです。

頭皮を傷つける行為のひとつにあげられるのが、誤ったシャンプー方法。シャンプーを間違ったまま行っていると頭皮に傷がつき、自らかゆみを招くケースも。かゆみの症状がでた時に、頭皮をかきむしる行為がNGなのはもちろんですが、間違ったシャンプーの仕方にも気をつける必要があります。

こんなシャンプーの仕方はNG

それでは、どのようなシャンプーが頭皮を傷つけてしまうのでしょうか?

(1)熱いお湯で洗う

髪も体も熱いお湯で洗うとさっぱりした気分になりますし、体を洗う延長でシャンプーをしている方も多いでしょう。しかし、頭皮にとって40度を超える熱いお湯は軽い火傷状態になり、それが炎症の原因になってしまいます。理想の温度は38度。冬場は少しぬるいと感じるかもしれませんが、頭皮のために熱すぎるお湯は避けましょう。

(2)シャンプー液を肌に直塗りする

シャンプー液を直に頭皮にすり込むと、洗浄成分が毛穴の奥に入り込んで落とし切れなくなったり、頭皮に残ったシャンプーが刺激になって、炎症を起こしてしまう場合があります。シャンプーをするときは、髪をしっかり濡らして、シャンプー液をよく泡立ててから使いましょう。

(3)爪を立てて洗う

かゆい時にはつい強めに洗いたくなりますが、頭皮より硬い爪で洗うと頭皮に傷がつき、爪の中の菌が傷口に入って炎症を起こしやすくなります。正しい洗い方は、指のはらで丁寧に頭皮を揉むように洗い上げるのがポイントです。

(4)十分にすすがない

シャンプーのすすぎ残しも、炎症やかゆみの原因になります。十分なお湯で、生え際から頭頂部、耳の後ろから襟足までしっかり洗い流しましょう。また、多くのトリートメント剤は毛髪用です。「頭皮にも使用可」という表記がないもの以外は、毛穴をふさぐ原因にもなるため注意しましょう。

ここでは、間違ったシャンプーの仕方についてご紹介しました。『頭皮に良い正しいシャンプーの仕方』についてはこちらをご覧下さい。

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