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唇が乾燥する原因

更新日:2016.12.09
公開日:2015.02.16
ドクター画像
この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

冬場になって空気が乾燥してきたときに、最初にカサつくパーツといえば、唇ではないでしょうか?しかし、どうして唇は、こんなに乾燥しやすいのでしょうか?そこで今回は、唇が乾燥しやすい原因や、唇を乾燥させる習慣などをご紹介していきます。

男性の唇

唇が乾燥しやすいのはなぜ?

空気が乾燥しやすい冬場になると、唇も乾燥してガサガサになったり、笑ったときにピキッと皮が裂けたりすることがあります。どうして唇は、こんなに乾燥してしまいやすいのでしょうか?

唇はとてもデリケート

私たちの肌の表面には「角質層」という薄い膜があります。この角質層を皮脂と汗が混じり合ってできた「皮脂膜」がコーティングすることで、紫外線などの外的刺激をブロックしたり、肌内部の水分が蒸発したりするのを防いでいます。

しかし、ほかの部分に比べて、唇の角質層はとても薄くできています。さらに唇からは、皮脂や汗がほとんど分泌されないので、皮脂膜もつくられません。このため唇の水分は蒸発しやすく、わずかなことでも、乾燥してしまいやすいのです。

こんな習慣が唇を乾燥させる

唇はデリケートなパーツなので、日頃の何気ない習慣が乾燥を招いている可能性があります。唇を乾燥させる原因に、どんなものがあるのかを見ていきましょう。

●唇を舐める:
唇が乾いてくると、ついつい舐めてしまいがちです。しかし、唾液には消化酵素が含まれているので、一時的にうるおったように感じても、唾液が乾くと、余計に唇が乾燥しています。

●唇をこする:
食事をした後に、紙ナプキンやティッシュなどで唇をゴシゴシ拭いてしまうことがありますが、強い摩擦はデリケートな唇を乾燥させる原因になります。

●リップを何度も塗る:
リップは唇の保湿に効果的ですが、頻繁につけすぎると刺激になってしまいます。また、リップを塗るときに、ゴシゴシ強く塗りこむと唇を摩擦することになります。

●唇の皮をめくる:
唇が乾燥して皮がめくれてきたときに、無理に皮を剥がしてしまうことはありませんか?皮をむくということは、角質層をはがすことになるので、乾燥して余計に皮がめくれやすくなります。

●口呼吸:
口で呼吸をしていると吐息とともに出た水分が唇に付着し、それが蒸発するときに唇の水分が奪われてしまいます。

●歯磨き粉:
歯磨き粉の成分も唇の刺激になります。歯磨きをした後に唇についた泡をしっかりと洗い流さないでいると、唇が乾燥することがあります。

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